2018年4月5日 第14号

 主にカナダ東部で販売された冷凍チキンナゲットが食中毒の原因であるとして、カナダ公衆衛生局がリコールを発表した。

 対象となるのは、ハーベスト・クリーク・チキンナゲットで、賞味期限が2018年10月11日になっているもの。販売されていたのは、ニューブランズウィック、ノバスコシア、ニューファンドランド・ラブラドール、オンタリオ、およびケベックの各州だが、同局によると他の地域でも販売されていた可能性があるという。

 この冷凍チキンナゲットが原因と見られる食中毒が最初に発生したのは、2017年9月だった。4つの州で合計13人が発症、そのうちの4人が入院して治療を受けた。また現時点ではアルバータ州で2人、オンタリオ州で17人、ケベック州で7人のほか、ニューブランズウィック州で4人の患者が確認されており、何人かの人がこの冷凍チキンナゲットを食べた後に食中毒を起こしたと報告している。

 

 

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