2016年10月27日 第44号
店舗内で調理された食品がもとで6人が食中毒を起こした、ブリティッシュ・コロンビア州リッチモンドの中華系スーパーマーケット、フーディ・ワールドが20日に営業を一部再開した。
同スーパーは14日に、バンクーバー・コースタル保健局から営業停止を命じられていた。
リステリア菌による食中毒を起こした人のうち1人は死亡しているが、保健局によると、この人物は以前から健康上の問題を抱えていたため、食中毒が直接の死因かどうかははっきりしないという。
いずれにせよ、保健局はフーディ・ワールドが衛生検査に合格したため、同店の肉・魚の生鮮食料品と青果、食料雑貨の営業再開を許可した。
なお火を使う調理場、ベーカリー、寿司バーは、引き続き閉鎖されている。
保健局では、同店で7月から10月14日の間に調理された商品(バーベキュー・ポークなど)は食べないよう、注意を呼びかけている。