2016年8月4日 第32号

 メジャーリーグサッカー(MLS)バンクーバー・ホワイトキャップスFCは7月31日、テキサスでFCダラスと対戦。体感温度40度という暑さとも戦いながら挑んだものの、シュート数、ボール支配率で相手が圧倒。首位を独走するダラスに1点も奪えず、0ー2で完敗した。

 この日はDFハーベイがケガで欠場。左バックにはデヨンが先発出場した。しかし、ここまでホーム16試合負けなしというダラスの攻撃は防ぎきれず、後半の56分に先制されると、その3分後に追加点を許した。この日工藤はワントップで先発出場。64分に途中交代した。

 これでチームは23試合を終え、8勝9敗6分け、勝ち点30で西カンファレンス6位につけている。今季のMLSは西高東低、同じ勝ち点でも東のトロントFCは3位につけている。西カンファレンスはプレーオフ進出に向けてすでに激戦となっている。

 1試合も負けられない状況で、今季は夏のこの時期にアウェー4連戦と厳しいスケジュールが続く。8月2日には2016〜2017年CONCACAF(北中米カリブ海サッカー連盟)チャンピオンズリーグが開幕。ホワイトキャップスはこの日、初戦をトリニダード&トバゴで迎え、セントラルFCと対戦。若手中心で挑んだ試合で、34分にMFテチェラが決めたゴールを守り切り、1ー0と初戦を白星で飾った。

 この試合に出場しなかった選手は、テキサスからそのまま次の遠征地コロラドに移動。次試合は6日、カンファレンス2位ラピッズと対戦する。

 次のCONCACAFは8月23日、ホームでスポーティング・カンザスシティと対戦する。

 

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