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カルガリーオリンピックのトーチを持つ、左から、ファーロングCEO、連邦政府ギャリー・ランスポーツ担当国務大臣、BC州キャンベル州首相 |
オリンピックの華、聖火リレーのルートと日程が21日発表された。聖火は国内全長4万5000キロを1万2000人の手でリレーされる。
2009年10月29日ギリシャで採火された聖火は、30日空路ブリティッシュ・コロンビア州の州都ビクトリアに到着。同日午後12時トランスカナダ・ハイウェイ・マイル0を出発し、106日間をかけて全国の主要地点を巡った後、2010年2月12日午後8時半ごろ開会式が行われるBCプレースに到着する。
発表式典でバンクーバーオリンピック・パラリンピック冬季競技大会組織委員会(VANOC)のジョン・ファーロングCEOは、アテネ大会で初めて聖火リレーに参加したときの思い出を、「500メートルの距離が5マイルにも感じたのを覚えている。トーチを持った瞬間、自分の距離を達成する責任感とともに、1人の人間として向上していかなければという感情まで湧いてきた」と語った。
また、今回は4つの先住民族がホストコミュニティーとして参加。代表のジョセフさんは、「先住民族の豊かな文化を共有できてうれしい」と語った。
トーチのデザイン、制作はボンバルディエ社が、リレー参加者のユニフォームデザインはHbcが担当、後日発表される。
聖火リレーへの参加
カナダ国内ルートのみバンクーバー五輪の聖火リレーだが、参加希望者は国籍に関係なく応募できる。今回聖火リレースポンサーのRBCとコカ・コーラ社が各聖火リレーランナー募集のホームページを立ち上げている。
式典に出席したRBCのグラハム・マクラクラン氏は「国籍は関係ありません。カナダ国内で走れる人であれば、誰でも応募できます」と語った。
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| ルートマップを背景に、過去に使用された各オリンピックトーチを持って壇上に並ぶコミュニティー代表者たち |
応募方法
RBCの応募期間は、2008年11月21日から2009年7月15日まで。応募先はwww.carrythetorch.com。
応募資格は、カナダ在住者、2009年10月30日時点で13歳以上、さらにカナダがよりよい国になるためにどんな努力しているかをまとめて記載することとなっている。抽選は2009年4月17日と10月30日の2回、当確者にはメールで知らされる。
一方、コカ・コーラ社は2009年1月から募集開始。応募資格は13歳以上、応募先はwww.icoke.ca。また、13歳から19歳までは、ユース専用プログラムwww.sogoactive.comからも応募できる。環境問題に関してコミュニティーにどのような貢献をしているか記載して提出することが条件となっている。
主要ルート
聖火は全国1020のコミュニティーを巡り、115の先住民族コミュニティーや20の名所旧跡が含まれている。4万5000キロにも及ぶ全ルートは、陸路のみならず、空路、航路を使い、スノーモービル、スキー、スノーシューズを利用する。BC州では27日間で、266コミュニティー、9750キロを3500人がリレーする。
ルートには、世界最北端居住地ヌナブト準州のアラートを通り、北極点から900キロ内の地点や、北米最東端ニューファンドランド・ラブラドール州ケープ・スピア、プリンスエドワード島州にある赤毛のアンの家、世界遺産のケベック州オールドケベックシティ、ルート最高地点BC州クートニー・パスなどが含まれている。
BC州ではビクトリア出発から5日間バンクーバー島内を巡ったあと州外に抜け、2010年1月21日アルバータ州から再びBC州に戻ってくる。もう一つのオリンピック開催地であるウィスラーには2月5日に到着、翌日から4つのホスト先住民族コミュニティーを通って、2月8日メトロバンクーバーに入る。
このルートの中で、ダウンタウンイーストサイドは通るのかとの記者の質問に、ファーロングCEOは「その予定だ」と答え、日系や中国系など少数派民族地域については、「すべてのコミュニティーを通る予定にしている」とだけ答えた。
詳しいルートはVANOCホームページ、www.vancouver2010.com/torchrelayに掲載されている。
(取材 三島直美)
この記事掲載は2008年11月20日第47号です
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