Vancouver Shinpo -Japanese Weekly Newspaper
topimage
バンクーバー新報のバンクーバー冬季オリンピック情報サイト!
Dual Emblems 冬季オリンピックバンクーバー大会開催日は2010年2月12日から28日
冬季パラリンピックバンクーバー大会開催日は2010年3月12日から21日
ニュース
大会について
開催地について
試合について
一般情報
 
 トップニュース 関連ニュース 特集 新報バックナンバー ホームに戻る
「オリンピック期間中の交通量削減に協力を求める」  VANOCファーロングCEO講演

IOCロゲ会長
「交通量削減のために、一時休暇も」
 講演の中でファーロングCEOが強調したのは、オリンピック期間中の会場周辺交通量を減らすこと、特にダウンタウンの交通量削減について出席したビジネス界代表に積極的に取り組んでほしいと協力を求めた。

 その中で、従業員の出勤時間をフレキシブルにするとか、カーシェアや公共交通機関を利用するとか、もし、可能ならその期間に休暇を与えることも一つの方法と語った。

 また、多くの人が期間中ボランティアへの参加などで少しでもオリンピックを体験できるように、できるだけ社員への配慮もしてもらうよう呼び掛けた。今後、VANOCが個人的に特定のポジションについて、従業員を借りることがあるかもしれないが、その時は協力してほしいとも訴えた。

 講演後の記者会見では、VANOCが期間中の交通機関利用計画を発表していないうちに、各ビジネスがどうやって協力体制を計画できるのかとの質問に対して、期間中の交通計画は近いうちに発表するとして、「我々が言っているのは、できるだけどんな形ででもいいから街を走る車の量を期間中は減らす努力をしてもらって、少しでもオリンピックの運営に協力してもらいたいということだ」と語った。

 また、バンクーバー市が抱える選手村建設のミレニアム問題にも質問が及び、ファーロングCEOは、「プロジェクト自体はバンクーバー市の計画であり、VANOCとしては建設には3000万ドルを提供しているだけで、期間中だけ選手村として借りるという立場だ」として、建設については、「期限内に完成すると信じているし、市がそれに向けて努力していることも承知している」と語った。

 選手村建設に関連して警察が介入する可能性が出てきたことについては、ノーコメントと答えた。

マスコットたち

チケット申請、3億4500万ドル
 オリンピック競技種目のチケット購入希望申請が11月7日に締め切られた。VANOCが発表したところによると、10月3日から始まった5週間の希望申請の総額は3億4500万ドル。うち、最終日の11月7日に1億3500万ドル分の申請が行われたという。ソルトレイクオリンピックのチケット販売第1段階では9週間で7500万ドルという数字から見てもかなりカナダ国民の関心が高かったことが分かった。

 ファーロングCEOは講演の中で、「オリンピックの歴史の中でも、これほどの人気があったのはこれまでなかったのではないだろうか」と語った。

 最も申請数が多かったのは、男子アイスホッケー決勝で14万枚、次に開会式の8万4000枚、女子アイスホッケー決勝4万1000枚、次いでスピードスケートショートトラック3万4000枚となっている。

 170種目中約120が抽選となる予定。チケットを購入できるラッキーな当選者には12月5日までに通知される。今回チケットが購入できなかった申請者には12月8日から22日まで、まだ購入可能なチケットの購入機会が与えられる。

 VANOCマーケティング担当代表のデイブ・コブ氏は、「今回の第1段階の終了時点で、どれくらいのチケットが残っているかまだわからないが、おそらくもう1段階の販売分くらいしか残っていないだろう」と語った。12月のチケット販売が終わった時点で、残ったチケットは第2段階として、来年の夏ごろに先着順で一般に販売される予定。

 今回の申請期間中に、2次販売を目的とする申請があったかについては、「あやしいと思われるものが多少あった」と語り、それらは排除されたとも語った。

 パラリンピックのチケットは来年5月6日から発売される。

 

(取材 三島直美)

この記事掲載は2008年11月20日第47号です