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バイアスロン初日、初出場でも手ごたえ



日本選手団を率いる主将の新田。この日10位という結果でも記者団に笑顔で対応。得意の種目に集中すると語った

  ウィスラーのパラリンピック・パークで13日(大会2日目)、新種目バイアスロン追い抜き男女が行われた。この日は天候が悪く、アルペンスキーのダウンヒルが延期となる中、バイアスロンは予定通り決行。雪が降りしきる中でのレースとなった。

 日本からは、3キロ男子立位に日本代表団主将の新田佳浩、佐藤圭一、2.4キロ男子座位に久保恒造、3キロ女子立位に太田渉子がそれぞれ決勝に進出した。

 今回がパラリンピック4回目の出場となるベテラン新田。この日は、予選順位により決勝では12人中12番目と劣勢からのスタートになったが、射撃の正確性で取り戻し10位と2つ順位を上げて終了した。試合後、「気分よく終われた、収穫のあるレースだった」と振り返り、得意とするノルディック距離10キロクラシカルに向けて上々の滑り出しだったと語った。

 この競技は射撃を1発外すごとに80メートルのペナルティを課せられる。初出場となった佐藤は8位スタートで1回目の射撃は完ぺきだったものの、2回目の射撃で5発中4発を外したのが響き12位。「他の国際大会でもこんなことは1度もなかったんですけど、パラリンピックだからですかね」と苦笑い。次に向けて調整すると語った。

 座位の新田は初出場ながら決勝4番目スタートでメダルを狙える位置に。しかし、射撃のミスが響き9位でゴール。予選はうまくいったけど、決勝ではよけいなことを考え過ぎてしまったとパラリンピックでのメダルが見えた欲が悪い方に出たと反省していた。
 トリノでは16歳でパラリンピックに出場し、銅メダルを獲得して注目された太田は7位。この日の日本勢では最もいい成績となった。

(取材 三島直美)

この記事掲載は2010年3月18日第12号です