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降りしきる雨の中、沿道の声援に応えながら走る小川学さん |
「走っている時が一番気持ちよかった」。開口一番、走った感想をこう表現した。
バーナビー市のスパーリング小学校前。沿道で大勢の人々が見守る中、2月11日11時20分、聖火は小川学さんのトーチに点火された。聖火ランナーに応募して約1年。待ちに待った瞬間だった。「聖火をもらった瞬間はすごく責任を感じました」。10月30日にビクトリアを出発した聖火は106日をかけて1万2000人の手により4万5000キロを旅して2月12日聖火台に点火された。
彼が走った距離は約300メートル、0.3/45000キロにすぎない。それでも自分が次に引き継がなければ聖火は聖火台に点火されないという思いが強かった。「まるで駅伝のタスキのような感じ。1万2000人全員が同じ思いで聖火をリレーしているんだと思うと自分がその1万2000分の1であることに感動しました」
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完走後、家族と。左から、小川学さん、アリソンさん、海くん) |
沿道の多くの人の声援に応えながら聖火を高々と上げて走り切った。そして、最終地点には家族が待っていた。「支えてくれた家族や友人たちと一緒に走っているんだと感じながら一歩一歩踏みしめていました。こういう形でオリンピックに参加できたことをほんとうにうれしく思います」
完走後、沿道の人々にもみくちゃにされながら、オリンピックという世界最大のスポーツの祭典に貢献できた喜びに笑顔がはじけていた。
この記事掲載は2010年2月18日第8号です
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