そんななかで、偶然見つけたのが、South Community Birth Program(以下SC

ウェブサイトによると、BC Women's Hospital のドクターやミッドワイフ、コミュニティナースなどがチームになって、ケアしてくれるプログラムらしい。具体的には、いわゆる両親学級と検診がセットに なっており、出産時は、BC Womwn's Hospitalで、SCBPのドクターかミッドワイフが赤ちゃんを取り上げてくれる。また分娩には、ドゥーラと言う出産をリードしてくれる人も立ち会っ てくれるのだが(SCBP参加者の場合、費用はBC Medicalでカバーされる)、ドゥーラには日本人女性もいるそうだ。「えっ、これいいじゃん!」と、すぐに電話してアポイントを入れた。

アポイント当日、出会ったのはミッドワイフのMさん。明るく感じのいい人で、スタッフもフレンドリーだった。検診は1カ月に1回(予定日が近づくと月2 回)だけど、何かあったときは相談もできるし、緊急時の24時間ホットラインもある。両親学級は中期以降に始まるらしい。

プログラムの説明の後、簡単な問診を受ける。生理がときどきずれることを言うと、「じゃあ、出産予定日を確定するために、超音波検査をしましょう」とM さん。日本と違い、カナダでは、中期に一度くらいしか超音波検査をしないと聞いていたので、ラッキー!生理不順よ、ありがとう!

そして早速、数日後に超音波検査を受けることになった。まだお腹の膨らみもなく(もともと出ている分は無視)、赤ちゃんがいるなんて、考えられないけれど…。赤ちゃんとのご対面が待ちきれない!

(続く)

ひよこメモ
South Community Birth Programの情報は、ウェブサイト http://www.scbp.caを参照。ただし、参加可能なのは、バンクーバー市内居住者のみだそうです。

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