妊婦にはなってみたものの、妊娠出産のことなんて何にも知らなかった私。なので、とりあえずは情報源をゲ

まずは、おなじみの「たまごクラブ」。これは、中古ならBOOK OFF、新品は岩瀬書店などで手に入る。妊娠出産百科という類の本も、一冊持っていると便利だ。

英語の本では「What To Expect When You're Expecting」が定番。妊娠の各段階について、主にQ&A式で詳しく書いてある。詳細すぎて、読むのが面倒になるのが難だけど…。

もう少し簡単なところでは、「Baby's Best Chance」。これは、BC州のMinistry of Health発行のハンドブックだ。と言っても、150ページある結構分厚い本だが、「What…」に比べると、簡潔でわかりやすい。管轄の保健局 (Health Authority)で入手可能(http://www.health.gov.bc.ca/socsec/index.htmlで、各地域の保健局所在 地がわかる)。妊娠出産に関しては、Fetus(胎児)とかUterusとか、普段使わない単語が出てくるので、英語の本も一通り目を通しておくと、検診 のときに役に立つ。

ウェブサイトでは、掲示板が充実の「ベビカム(www.babycome.ne.jp)」。出産後の今もよく利用している。体重を記録できる「プレママタウン(www.premama.jp)」も便利。

でも、一番の情報源と言えば、やはり人!現役ママ、そして同じ時期に出産する人との情報交換は、役に立つだけでなく、本当に励みになった。いや、出産後 の今も、ママ友として励まし合っている。こうした友達とは、以前紹介したSouth Community Birth Programや、マタニティヨガ、そしてご近所などで巡り会った。

人付き合いは苦手という人も、プレママ友、ママ友は作っておいた方がいいと思う。かく言う私も、結構人見知り。でも妊娠出産という未知なる体験を前に、 いろいろな人に相談したり、話し合ったりするうちに、気がついたらたくさんの友達ができていた。妊娠中は、体を動かすという意味でも、積極的に外に出かけ て、人に会うことは大切だと思う。

読者の皆様へ

これまでバンクーバー新報をご愛読いただき、誠にありがとうございました。新聞発行は2020年4月をもちまして終了致しました。