「Speak English Now!」をスローガンにスピーキングの授業に力を入れるインリングア。スイスのバーンを拠点に世界中に300校ものキャンパスがあるなか、ここバンクーバーにもお洒落なガスタウンとショッピングに便利なグランビル通りの2カ所にキャンパスをもつ。今回はマーケティングディレクターの白熊さや香さんに学校について話を聞いた。
言語学者たちが手がけた独自のカリキュラム
日本人の学生に多いのが、英語を話す際、文法を頭で考えてしまうこと。日本語から英語へ訳すことで、言いたいことを伝えるのに時間がかかってしまい、せっかくの会話がぎこちなく終わってしまう。インリングアでは、そういった学生の悩みに応えて、言語学者たちがインリングア・メソッドと呼ばれる独自のカリキュラムを開発した。特に力を入れているスピーキングの授業は3つのステップでアプローチ。最初のステップはプレゼンテーション。講師がその日に学ぶテーマを写真やビデオを通して提示する。次にプラクティス。テーマに関連した新しい英語表現を反復したり質疑応答して練習する。最後にプロダクション。ペアワークやグループワークで、新しい英語表現を応用し自分の言葉にする。そうすることでその日のテーマにまつわる英語をマスターする。
また授業中は教科書をほとんど使用しない。英語が自然に口から出る訓練をするのがスピーキングクラスの目的で、教科書は予習や復習、宿題のみに使う。
ここまで徹底したカリキュラムを提供するには、インリングア・メソッドに基づいた授業のできる講師が必要。インリングア講師陣は全員、大卒のTESOL保持者で、最低3年間の英語教育経験者という。
TOEFL・ケンブリッジ・ビジネス
インリングアは、TOEFL・ケンブリッジの公式検定校なだけあり、フルタイムで集中テスト対策の授業を提供。TOEFLに関しては受講生の大半がibt90ポイントを取得。ケンブリッジも90%の受講生が合格するなど公式テストに近いオリジナルの教材を利用することで、受講生を成功へと導いている。またビジネスクラスでは一般ビジネス英語を学ぶのが50%、マーケティングや交渉といったスキルを学ぶのが50%と、将来英語圏での仕事を考えている人には実践的。有料だがインターンシップも提供している。
アクティビティーを通して英語を話す
スピーキングに力を入れているので、放課後のアクティビティーも、その日に学んだ英語を使うようアクティビティーコーディネーターと共に講師も同伴する。「実際に外に出て、その日学んだ英語を使って、間違えて、恥ずかしい思いをして、体で英語を覚えてもらいます」とさや香さんは話す。「楽しいだけで終わるのではなく、ここでは良いカリキュラム、良い教材、そして良い講師を提供しているのでしっかり勉強できます」と語る。
こんな人にお勧め
日本の高校や大学で学んだ文法をいかに自分の言葉として表現できるかに重点を置いているので、英会話を苦手とする日本人留学生にはお勧めだという。また20代〜30代の学生が多く、若いエネルギーに満ち溢れている校風は、同年代の友達をたくさん作りたい人にも最適だ。
(取材 小林昌子)

モダンなガスタウンキャンパス
(取材 小林昌子)
掲載:2008年8月7日 第32号
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