日本食でもっとも重要なポイントとはなんだろうか?鮮度の良い魚だろうか?料理の基本となる出汁(だし)だろうか?それとも日本の代表的調味料のしょうゆなのか?
もちろんそれらも重要ではあるが、なんといっても肝心なのは「米」ではないだろうか。いくらおいしい料理たちが並べられても、肝心の米がおいしくなければすべてがかすんでしまう。ここ「天八」ではそんな米にこだわりぬき「田牧米ゴールド」を使用している。定食をオーダーするとご飯がおかわり自由というのもなんともうれしいサービス。おいしい米をたらふく食べられるのは天八ならではだ。
安くおいしく健康に
6月にオープンしたばかりの「天八」をきりもりするのは元祖「八べえ」のオーナーでもあった小田敏明さんと真由美さん夫妻。「天」はお店の売りでもある天ぷらから。「八」は八べえからの由来でもあるし、なによりも末広がりの意味も込めた縁起のいい「八」を意味している。
ここ天八では「他とは違ったもの」をたくさん取り入れている。魚は日本からの空輸で仕入れ、天ぷらのえびの大きさや肉の厚さなども他の店との違いを見せつけている。お茶にさえこだわりは忘れない。
なかでもオーガニックには特に力を入れている。オーガニックの野菜や海苔を使用。オーガニックにこだわるのにはこんな理由がある。「主人が病気で体を悪くしたのがきっかけでオーガニックなどの健康食に興味がわいた」と真由美さん。いくらおいしくても体に悪いものでは意味がない。自身の経験から「お客様にもオーガニック料理で健康になってもらいたい」という思いが強いようだ。
厳選した食材を使っているにもかかわらず、値段への気配りも忘れてはいない。「学生さんにも気軽に足を運んでもらえるお店にしたい」と語る真由美さんはみんなのお母さん。「安くおいしく健康に」をモットーに試行錯誤の毎日だという。「まだまだ他のお店にはないものをどんどん取り入れていきたい」と精力的に語ってくれた。
異空間でいただく日本の家庭料理
家庭料理屋と聞くとこじんまりとした大衆食堂を想像する人も少なくはないだろう。だから1歩天八に足を踏み入れると驚いてしまうかもしれない。広々とした店内には日光が差し込み窓の外にはテラス席が広がっている。日本の家庭料理屋だがまるで西洋スタイルだ。
それもそのはず。「天八」はショーネシービレッジホテルの1階にお店を構えているのだ。「定食屋にはひとりでは行きづらい…」なんて考える女性も心配はいらない。気軽にひとりで足を運べるのがありがたい。デートで訪れるのもまた良し。おしゃれな西洋空間で日本の家庭料理を楽しむのも新鮮でおもしろい。
水槽の魚を眺めながらのんびり食事をしたり、よく晴れた日にはテラス席で優雅な時間を過ごすのもいい。おいしいご飯を食べ過ぎてしまっても素敵な散歩コースが近くにあるので心配はいらない

食後の散歩コースも!
。ブランコに揺られたり、ベンチに座って噴水をのんびり眺めたりしながらお腹を落ち着かせてはいかがだろうか。ロケーション抜群の天八は、ホテルの中ということもあり、ブレックファーストはウエスタンスタイル、ディナーでは和食と趣向を変えるのも特徴である。
健康なカナダライフを送りたいのであれば1度天八に足を運んでみよう。安くおいしく身体にいい天八のとりこになることまちがいなしだ。
(取材 いいのまさき)
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