1996年、バンクーバー島ビクトリアでわずか3畳ほどのスペースでスタートした「スモーキング・リリー」。120年のヘリテージビルのロビーのフロント部分を店舗にするその発想がまずすごい。入ってみると、「よくぞまぁ、このスペースにこれだけセンスのいいものたちが詰まってるとは!」とさらに驚く。虫がプリントされたTシャツなど、ユニークな洋服や、きれいな発色のサイフやネームタグなど、アイデアいっぱいの雑貨やアクセサリーがところ狭しと並んでいる。値段もお手ごろ価格だ。
このビクトリア店をフラッグシップ・ショップとして、2002年バンクーバーのメインストリートに2号店がオープン。ここはビクトリア店よりはスペースに余裕がある。訪れてみると、お客さんが次から次に引きも切らない人気ぶり。バンクーバーに続き、エドモントン、カルガリー、トロント、モントリオールなど、カナダ全土に展開している「スモーキング・リリー」。海や岩、大きなもみの木や虫や蝶たち。カナダの自然にインスパイアされて生み出されるアイデアが人々を魅了するのだろう。
(取材 西澤律子)
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