バンクーバーのお店を紹介

2008年2月28日 第9号

1周年を迎えたオーガニック・ティーの専門店
“Ooh Cha Teahouse”


高い天井の店内には豊富な種類の
お茶がずらっと並ぶ


1周年を飾ったかわいい入り口
 



 キングスウェイとブロードウェイの交差点からすぐに位置するお茶の専門店、Ooh Cha Teahouseが、2月5日1周年を迎えた。この1周年を記念して2月1日から10日までセレブレーションを開催。お茶の香りが漂う、和のテイストをうまくいかしたインテリアの、温かさあふれる店内がにぎわった。

 まず店に入って目の前には木のぬくもりをいかしたテーブルと椅子、蛇の目傘を逆さにして作ったライト、そしてやさしく迎え入れてくれる自然の素材を生かしたカウンターと棚は、すべてオーナーであるカレンさんの従兄弟、アダム・トーマスさんがデザインしたという。早速お茶を勧めてくれながら、カレンさんは穏やかな笑顔で話しかけてくれた。

 この1年を振り返り、カレンさんは改めてコミュニティーの人たちをはじめ、素晴らしい人たちに恵まれてここまで来たと、感謝の気持をかみしめながら話してくれた。開店当初は32種類だったお茶が今では69種類まで増えたそうだ。また、お茶はすべてオーガニックである。抹茶、玉露、煎茶と種類も豊富な日本茶は宇治から、また台湾やインド、アフリカなどの産地から仕入れている。日本茶だけでなく、中国茶やルイボス、あらゆる種類のハーブティまで幅広い。

 この1年はOoh Cha Teahouseのことを周りに知ってもらうための年だったが、今年からは「さらに広めていく」ことに力を注ぐという。ホールセール用にお茶の説明を入れてカタログを作成したり、ラベルにお茶についての説明を加えてデザインも変え、ほかの店でもOoh Chaのお茶を買うことができるようにしていくという。さらにウィスラーへ行く列車で有名なマウンテニア号でもここのお茶を飲めるようになるかもしれないという。

 また、お茶のエキスポへ向けての第一歩である、2月17日にビクトリアで行われるティー・フェスティバルに出店が決まっている。カナダでもお茶が少しずつ広まり、人気が出てきていることを実感するカレンさんは期待に胸を膨らませている。また、今年は新茶の季節に日本と中国の産地を直接訪ねたいと、うれしそうに語ってくれた。




蛇の目傘を逆さにしたライト

 当日、店内では地元のアーティストであるミッシェルさんが手作りのラベンダー枕を紹介してくれた。「ローカルのアーティストや文化をサポートしたいというのは、開店当初からの信念です」と語るカレンさんの言うとおり、店内にはチベットジュエリーや手作りのソープなどローカルアーティストの作品が売られている。ミッシェルさんをはじめ、店内ではカレンさんを中心に笑いと話が絶え間なく続く。初めて入ったとは思えないくらい居心地のよい雰囲気は、誰でも自然に包み込んでくれるやさしい人柄を持つカレンさんだからこそ作り出される温かさであろう。雨の降る寒い日に、その日の気分に合わせた香り高いお茶を選んで、ほっとひと息をついてみるのにはとっておきのお店である。


心地よい重さのラベンダーピローを紹介する
地元 アーティストのミッシェルさん


(取材 池側和子)


Ooh Cha Teahouse

住所: 63 Kingsway, Vancouver
電話: 604-629-1331
E-Mail : info@oohcha.com
Web : www.oohcha.com


素敵な笑顔で迎えてくれるカレンさん