昔懐かしい駄菓子屋さんに足を向けたくなる。そんな気持ちになったことがある人は私だけではないだろう。それはカナダ人でも同じこと。時代を感じさせる、こぢんまりとしたこの店、Lee'sには、チョコやトフィーなどの甘いものが所狭しと並んでいる。
前オーナーが1950年に始めたこの店のレシピは、現オーナーのバレリー・フィニゲンさんによって作り続けられている。バレリーさんは元女性4人のパンク・ロック・バンド『Cub』のドラマーだった時代からこの店で働き、店頭で売られているお菓子の裏方として重労働を経験し、その製法をマスターした。5
年前に前オーナーが引退したのを機に、彼女は新オーナーとして創業以来 年の暖簾を守り続けている。
UBCに近いこのお店は10thアベニューの上品な賑わいの一角にある。一間ほどしかない狭い入り口を入ると、毎朝作られた 種のチョコやトフィーなどがぎっしりと陳列されている。早速、板チョコのような形状のベスト・セラー、チョコレート・ミント・トリュッフルを試食してみた。ミントとチョコの組み合わせはあまり馴染みが無かったが、こくがありながらもさっぱりとした後味が魅力的。ミントのエッセンシャル・オイルを使っているのが秘訣かも。あまりの人気にダーク・チョコレートのビタースィート・ミント・トリュッフルもお目見えした。カリカリとした歯ざわりのダーク・アーモンド・バークや、リキュールの香り高いシングル・モルト・ウィスキーやラム・クリーム入りも大人のデザートとして好評。
気になるお値段は、全品どれでも昔ながらの秤で計って1パウンドたったの$16.95 。プレゼント用には箱に入ったチョコレート・ミント・トリュッフル$9.50
、ギフトラップされた$9.95 がお手頃。古き良き時代のおいしさをいつまでも残して欲しい一軒だ。
(取材 北風かんな)
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