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2008年3月13日 第11号

KAENのネイリストが ISSEネイルプロコンペティションで3位入賞!!
ツメの先まできれいになりたい貴方へ、必読!
KAEN Beauty Design Studio


入賞作品。テーマは昆虫



 



 ツメがなかなか伸ばせなかった私。ツメが薄く、すぐ二枚ヅメになったり、ちょっと伸びると欠けてしまったり…。すらっと長くて、きちんとケアされている美しい手に憧れて、ネイリストの荒川安史さんを訪ねたのが、彼がKAENをオープンさせた4年前。根っからの面倒くさがり屋で、しかも貧乏性の私は、まったく定期的ではなく、それでも思い出したようにベイシックネイルケアを受け、ついにツメコンプレックスを克服。最近は周りから「いつもきれいに手をケアしているね」と言われるのが密かな自慢。人に紹介したいような、でも紹介しちゃうのがもったいないような…。今回は私の一押し!天才肌のネイリストを紹介したい。

2度目の挑戦で3位入賞
 ISSEネイルプロコンペティションとは、年に4回、アメリカの各地で開催され、各大会の総計でグランドチャンピオンを決定する、北米で最も大きなネイルリストたちの大会。今やネイル界のカリスマ、黒崎えり子が日本人初のグランドチャンピオンになったことでも有名な大会だ。

 安史さんは昨年6月、ラスベガス大会で、初出場ながら5位と健闘。去る2月26日〜28日に開催されたロサンゼルス、ロングビーチ大会では、ハンドペイント部門で堂々の3位入賞を果たした。「大会ごとにテーマが与えられ、出場者はテーマの下に自由に作品を作ることができます。評価の基準は、ディテール、カラー、ビジュアルインタレストなど10項目ほどに分かれています。1位を狙っていたのですが、それでも2度目の挑戦で表彰台に上がれたのは嬉しかったです」。

 今回のテーマは昆虫。「作品を作るにあたって、何かインスピレーションはあったのですか」と訊ねると、「いいえ。昆虫というと、すぐに思い浮かんだのが蝶々で、後は自分のイメージするままに描いていっただけです」と飄々と話す彼。実は、本当に天才かもしれない!と思いながら、入賞作品に見入る。

 深い温かみのあるブルーをメインカラーに、月に向かって飛ぶ幻想的な蝶々や、可憐に咲く桃色の蓮の花と戯れる蝶々、青い蝶々たちの合間に悲しく微笑む観音様の顔。10本のネイルチップの1本1本に細かく施されたアートを辿っていくと、儚くも美しく、そして悲しい蝶々の物語が浮かんできそうだ。「作品は仕事の合間に作成して、約3週間かかりました。次回のサクラメント大会では優勝を狙いたいです」

 もともと芸術家の家系に育った安史さん。カナダに移民したことを期に、キャリアチャレンジでネイルアートの学校に通い始めたのがサクセスストーリーの始まり。「みんなのコンビニ屋」2階に、完全に日本の技術とサービスを導入した「KAEN」をオープン。ネイルのほか、ヘア、フェイシャル、ボディケアサロン、指圧などのサービスも行っている。安史さん自身は、店で働く合間に、母校のロンドンスクールで週1回ネイルの講習を行っているほか、現在はCIABC(Cosmetrogy Industry Association of BC)からセミナーの講師のオファーもあるという多忙な日々が続いているとか。

 そんな安史さんのお薦めネイルケアは、バイオスカルプチャーと呼ばれるソフトジェルネイル。「ソークオフ素材を使ったジェルなので、オフも液体を使うため、ツメを傷めることがありません。ちょうどマニキュアを塗っているような感覚です。アクリルなどのようにエクステンションもしないので、装着感もなく自然。ジェルがツメをコーティングし、補強しますので、ツメが伸ばせないと悩んでいる人にお薦めです」。ベイシックケア込みの値段が55ドル。アプライする色も選べて、約3週間〜1カ月、皿洗いをしようと、手仕事をしようと、美しく艶のあるツメを持続できるのが魅力だ。

 そして、一度は試して欲しいのがネイルアート。スカルプチャーネイルはもちろん、自ヅメにも予算に応じてアートを入れることが可能だ。私の場合は、いつも安史さんにお任せ。「クリスマス風に」「春っぽく」とイメージを伝えるだけで、周りから「ステッカーを貼っているの?」と見間違われるほど、精巧なアートを描いてくれる。予約はお早めに。


(取材 船津美帆)

 

KAEN Beauty Design Studio

営業:11:00〜8:00
   11:00〜10:00(金)
年中無休

コンビニ屋2Fー1238 Robson St. Vancouver B.C.
電話: 604-696-5236
Web: www.kaenvancouver.com


 


日本のネイル協会検定資格も持つ、荒川安史さん。