開店して1年半が経った2月3日、広さも、取り扱っている書籍の数も、種類も、ジャンルも大幅に拡大して、ブックオフバンクーバー店がリニューアルオープンした。
充実のアイテム数と魅力的な価格設定でファンを獲得
ブックオフといえば、リユース書店の革命児的存在で、日本でも多くの人が利用する。その魅力はなんといっても充実したアイテム数と価格設定だ。
バンクーバー店では、今回のリニューアルオープンにともない、店舗の広さを54坪から77坪に広げ、扱うアイテム数も10万から18万点に増大した。CDやDVDにも力を入れている。
価格は現地定価の半額が基本。しかし、「3カ月以上過ぎても残っている場合は、さらに値段を下げます。足繁く通ってもらえれば、この辺りがねらい目だと思います」と店長代理の鈴木雄也さん。
ブックオフでは状態によって買い取り価格を決めており、扱うアイテムの質の良さはすでに誰もが認めるところ。店内は、リユースとは思えないきれいな商品でいっぱい。
開店して1年9カ月。現地邦人の反応もよく、きめ細やかなサービスも相まって、確実にバンクーバーでの市民権を得ている。
バンクーバーだからこそ実現するお買い得のアイテム
バンクーバーでも実現する充実のアイテム数の秘密は、毎月日本から送られてくる150箱もの本やCD。日本では個々の店舗で買い取り、販売している商品も、海外店舗には日本からあらゆるジャンルの品々を選りすぐって一括輸送。
「だから中には日本では手に入りにくいアイテムなども入っていることがあります。そう言う意味でバンクーバーで購入する方がお得な感じがするものも多くありますよ」。日本語の書籍が手に入りにくいバンクーバーで、本好きにはうれしい限りだ。
この他にもバンクーバーならではの充実ぶりを見せるのが洋書コーナー。このリニューアルで一層パワーアップしている。
「地元バンクーバーの人々にも、もっとブックオフの存在を知ってもらいたくて」。店の入り口近く、外から見える所に洋書のリユース商品を置くことで、きれいな洋書を低価格で販売していることを広くカナディアンにアピールする。地元に根ざした店舗を目指すブックオフの試みだ。おかげで英語を母国語とする客数も増えているという。
これからも成長し続けるために
これからはカナダ人スタッフも加えて、より地元に貢献できるような店舗を目指したいと話す。「現地日本人はもちろん、カナダ人のお客様にも喜んで頂けるよう、書籍、CD・DVDの質・量ともに充実させていきたいと思っています」
現在人気なのは、時代小説、文学、絵本などで、雑誌では料理本、旅行本など。その他には日本同様に経済学や会計学をわかりやすく解説した本が人気だという。こうした客のニーズにも応えられるように、鈴木さんをはじめ6人のスタッフは常にアンテナを張ってよりよいサービスを心がけている。
バンクーバー店の開店とともにこの町に暮らし始めた鈴木さんは町の印象を、「過ごしやすい町ですね。私は元々都会派なんですが、それほど大都会でもないけど、この町は気に入ってます」と語る。そんな鈴木さんの一押し本は、馳星周著の『ダークムーン』。これは香港とバンクーバーを舞台にしたハードボイルド小説で、この町の地名があちこちに散りばめられているので読んでいて楽しいという。是非ブックオフで手に取ってみてはどうだろうか。
(取材 三島直美)
書籍の買い取りについて
「お売り頂ける本がありましたら、ぜひお持ちください」とバンクーバー店では書籍の買い取りを常時行っている。買い取りの対象基準は左記の通り。詳しくは問い合わせを。
買い取り対象になるもの
コミック(各種コミックス)
文庫(はがきサイズ、ハウツー本含む)
新書(17×11センチのサイズ、ハーレクイーン含む)
単行本(新書サイズより大きいもの)
雑誌
参考書、辞書
児童書
写真集
豪華本(美術書など)
洋書(雑誌・学校のテキスト以外)
ESLの英語本 |
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