バンクーバーで最もロマンティックな場所の一つ、コールハーバー。海に面した高級コンドミニアム群と、それを見上げるように停泊するたくさんのボート。そしてすぐ側には、スタンレーパークの緑が見える。まさにBliss
。想像の世界から切り出されたような至福の光景。今回紹介するのは、そんなシーウォールに新しくできたレストラン「Bliss アジアンビストロ」。おいしくって、超お洒落、しかも完全オーガニック素材のヘルシーメニューが揃った、今どき旬なレストランだ。
オーガニック素材とノンシュガーにこだわったヘルシーメニュー
今年のバレンタインデーに開店。以来、着実に固定客が増え続けているBliss。常連客の多くは、コールハーバーの居住者やボートオーナーだとか。グルメに違いない彼らの舌を魅了するのは、ただ「美味しい」だけで終わらない、新しい味の提案だ。
Blissの新しい味。それは「美味しい」に「ヘルシー」というキーワードを加えたこだわり。店で使われる素材は全てオーガニック、魚介類も養殖ものは一切使わず、天然のものだけを使用。そして砂糖を使わず、代わりにカナダ産の蜂蜜を使うのもこだわりの一つだ。「白砂糖が身体に良くないことは、よく知られています。その点、蜂蜜は食物の吸収を助け、腸の活動を良くしてくれます」。Blissでお腹一杯食べても、不思議と胃がもたれた感じがしない。その秘密は蜂蜜にあるとか。
「全てのソースはもちろん、寿司飯にも蜂蜜を使うわけですから、最初はとても苦労しました。試しては捨て、再度試しては捨ての繰り返しの末に、やっと微妙な味加減を調節できるようになりました」また、素材が持っている自然の旨みを引き出すこともBlissの目指すヘルシー料理の基本。「料理のベースになる野菜、肉、ロブスターなどいろんな種類のダシは、たくさんの材料とワインなどの酒類をたっぷり使って長時間煮込みます。手間ひまを惜しまないことで、砂糖や化学調味料に頼らない、旨みがギュッと凝縮された、身体にも舌にも美味しいダシができるわけです」
日本料理と韓国料理のコラボレーション
Blissのメニューは全てオーナーのオリジナル。いろいろなレストランやバーで働いた経験や料理上手だったお母さんの韓国家庭料理をもとに考えたものを、某有名店から移ってきたベテラン日本人シェフが美味しく仕上げる。伝統の味や技法を踏まえながらも、日本料理、韓国料理といった枠に縛られない斬新さがBlissの味の魅力でもある。「韓国人が得意とするバーベキューに鴨肉を使用したり、巻寿司に韓国風のソースをつけたり、うちの店でしか味わえないメニューばかりを揃えています」。もともと共通の素材を用いることの多い日本と韓国の料理。そのコラボレーションが美味しくないわけがない。
「全てお薦め」というメニューの中で、今回記者が試食したのは2品。「KING OF THE OCEAN」はロブスター、蟹、海老のてんぷら、帆立、トビ子をSOYラップで包んだ贅沢な巻き寿司。ちょっと甘めのソースにたっぷりの海の幸が上手く絡まっている。「SPICY
OYSTER」は大粒の牡蠣のてんぷらを韓国風のソースで。そのピリカラ加減がビールにもワインにも相性がいい。他にも3日間かけてじっくり煮込んだロブスター味噌汁とGom
Tang (韓国式ビーフスープ)は試してみたい一品。煮込んでは水を足して、スープが完全に透明になったところを使ったものだ。付け合わせのロブスター、またはステーキはそのまま食べても美味しいし、贅沢にスープにつけて食べるとさらに美味とか。お得なランチは、韓国スタイルの飲茶やシーフードどんぶりなどが人気。ベジタリアンメニューも要望に応じてアレンジしてくれる。
Blissは世界中のワイン、ビールはもちろん、日本酒や日本風のカクテルも豊富に揃っている。これからの季節は特に夕暮れ時の眺めが最高だとか。海辺のテラスでグラスを傾けながら夕涼み、なんて、超ロマンティックなこと間違いなし!弊紙広告欄に10%オフクーポン付き。
(取材 船津美帆)
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