イラン系のお店が立ち並ぶアッパー・ロンズデールを歩くと、いつも、香ばしい匂いが―。この匂いに誘われるがまま店に足を踏み入れると、大きな器に山盛りにのったピスタチオにカシューそしてアーモンドが次々と視界に入る。あたかもイランにいるような気分にさせてくれるAYOUB'S Dried Fruits and Nutsでは、店内にある約40種類ものナッツを毎日ローストしているという。毎朝10時にローストするため、午前11時にはできたてホカホカのナッツを手に入れようと常連客で賑わうようだ。
店長のブルースさんが世界一だと自慢する、ピスタチオとカシューを味見してみる。ふわっと酸っぱい香りが口の中を包む。今までに出会ったことのない風味だ。味の秘訣はレモン汁にシーソルト、イラン産サフラン。これらの原料をローストする際に混ぜると言う。
また100%ナチュラルのドライフルーツは、太陽で乾燥させたもので、砂糖や化学食品は一切使われていない。ベジチップスも同様にハイクオリティー。オクラにサツマイモ、かぼちゃなど日本人に馴染みの深い野菜ばかりだ。
「イランではお土産としてナッツを持って友達の家に遊びに行くのが文化」と話すブルースさん。「北米ではこのタイプの店はまだ新しく馴染みがない」が、一度食べたら癖になるここのナッツにドライフルーツ、ノースバンクーバーに来ることがあれば是非試してみたい。
(取材 小林昌子)
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