6月23号に掲載
ICASに関する 投稿についての投稿
本田俊男 上記の件についてどうしても、二つだけ申し上げねばならないことがあります。
その1、最初の匿名の方について。私はこの文章の内容から見て外務省関係者(家族含む)と見ました。なぜならあいも変らず、主張がお上意識丸出しであり、かつ庶民感覚に欠如しているからです。具体例を挙げれば、「もし上記番組がみれなければテレビジャパンを見ればよい」とありました。私も一ヵ月ほどそれを契約していたことがありますが、月々二十五ドルの他チューナーのレンタル料金、かつベーシック料金さらにはそれらにかかる
%の税金などを入れ、そのうえそれを年間でいえば十二倍すると、私のとっては家計に響いてくるのです。それで契約を解除してしまいました。特に貧乏学生だったらなおさらでしょう。カナダに来たことへの自己責任やら大人としての自覚やらたいそうご立派な教示を前回の匿名氏はのたまわれておられましたが、ならば同じく自己の放漫経営により経営危機に陥った銀行が我々の血税を七十五兆円政府からも投じられて救済されるとはいったいどういうことなのでしょうか。しかも彼らは税も免除されています。赤字というだけで(これも自己の怠慢経営に帰結するものなのですが)金融機関だけではなく、そごうデパートその他大手企業には血税から政府は救済されています。アメリカやイギリスではそんなことはしません。だから銀行でも大手企業でも自然淘汰されていくのです。しかしそれが個人・庶民となると甘えになるとはどういう理論をお役人方は持っておられるのでしょうか。
自分の立場上名前を名乗ることができないため匿名にしたと思われても不思議はないでしょう。
その2、こんどは番組サイドの問題です。なぜNHKのニュースが放映できないかは御紙の以前の説明でだいだいの趣旨は掴めましたが、それにしてもどうしても理解できない点は、「ならばなぜ日本より貧しく人口も少ない国々の放送が頻繁になされているのだろう」という点です。インド(人口だけは日本よりも多いですが)、韓国、台湾、さらにはフィリピンや貧しい東欧諸国のテレビ放送がいまでも毎日放映されているのです。こうした国々ができてなぜ日本ができないのでしょうか。交渉の問題は無いのでしょうか?
カナダ人の彼を持つ女性へ
(匿名希望)
一年間付き合い、一緒に暮らして五カ月経ったカナダ人の彼に、暴行された挙句多額のお金と貴重品(カメラなど)を取られました。警察に通
報し彼は留置場に入りました。次の日には仮釈放されましたが。その後、警察の人の調べで彼が麻薬を使用してた事、質屋に相当質入してあった事、極めつけは犯罪歴があったことなど、聞かされました。私が愚かだったのですが、信じていた人、心から愛していた人と、このような結果
を迎えた事に、悔しい情けない、いろいろな思いでいっぱいです。カナダ人の男性全てがそうだとは言いません。
日本人はそれでなくともお金を持っていると思われているのです。彼にとって見れば、本当に私はいい鴨だったのかもしれません。まだ私は、運がいい方だった。殺されなかったし、妊娠も結婚もしていなかった。今一番怖いのはHIVです。カナダは治安がいいといいます。でも、知られていないだけで私のケースのような事件は日常茶飯事だと聞きました。どうか、Vancouverに在住の日本人の女性の方。付き合って、深い関係になる前にその人のCriminalRecordを警察にもらいに行く事をおすすめします。場所はMain
stにあるPolice Stationの中にあるカウンターで$ を払い、その人の住所、誕生日、名前を言えば誰にでも入手が可能です。オープン時間は八時三十分から十一時くらいまでだったと思います。これが手に入ったからといって、何がどうというわけではないかもしれない。私だって、付き合う前に犯罪歴がある事がわかっても愛しつづけたかもしれない。自己防衛の為に、おすすめします。
今は、彼がこの事件をきっかけに更生してくれることを、それだけを願っています。もう逢う事はないけれど、それでも私にとって彼は私にとってかけがえのない、愛すべき人だったから。幸せだと思っていた時間を一緒に過ごした人だから…
ミリタリーワイフとして思うこと オンタリオ州ペタワワ
ハモンド純子
先日の米軍の誤爆によりアフガニスタンでカナダ軍兵士が死傷した事故のニュースには、胸が締め付けられる思いだった。カナダに住む一人として、またわたしにとって、これはひとごとではないからである。じつは我が夫もカナダ軍に勤務し、部隊が違うだけで、彼らと同じ内容の仕事についているからである。「It
could be me.」夫はそういってニュースに見入っていた。
彼は過去五年の間に、いわゆるツアーと呼ばれる平和維持活動を二回、ボスニアで経験している。一回目は婚約していたころで、わたしはウィスラーのハイウェイ
でグレイハウンドバスに乗る彼をバスが見えなくなるまで手を振って見送ったのを鮮明に覚えている。「これが最後だったらどうしよう。」わたしもまた彼も同じことを思っていたという。二回目は一年前。わたしは出発の朝、ほかの奥さんたちが職場まで行って兵士たちを乗せたバスを見送るのが恒例だというのに逆らって、ごく普通
に毎朝職場へ向かうみたいに「いってらっしゃい。I love you.」と家の前で見送った。とてもじゃないけど、バスを見送るなんてできないと思ったからだ。それに、もし、もしもこれが最後になってしまうならいい思い出であってほしいというお互いの同意だった。こんな話をするとオーバーで、縁起でもないといわれそうだが、平和維持といえども、いつでも危険はつきまとう。
武器は常に着用し、地雷はまだそこら中に埋まり、パトロールに戦車を使うといえばお分かりだろう。幸いに二回とも怪我も無く無事に帰ってきたのでこの文章を書いているわけだが、今でも必ず彼が職場に向かうときは「I
love you.」というのが習慣になっている。
今回亡くなられた兵士の中には、奥さんや婚約者のいた方もいて「最後に交わした言葉は何だったのだろう。」とふと思ってしまった。それぞれに人生があり、家族があり、二十代の彼らにはたくさんの夢があっただろうに。切なくなる。
昨日は彼らの葬儀の模様をCBCがCMなしで長時間にわたり、生中継で放送していた。これはカナダ国民の軍事への理解を促進するという意味で賞賛したいところである。リベラル政権の政策により軍事費が大幅にカットされて、四十歳になる軍のヘリコプターの買い替えができないとか、潜水艦が古すぎて水が漏れる、また九十年代後半の人員削減により、昨年のテロ以来深刻な人員不足に陥って、あわてて新しい人材を採用し始めるといった苦しい状況にあるカナダ軍。しかし毎日こうやって平和で、豊かな国に住めるのも命がけで国を守ってくれる人たちがいるからであると、きっと多くの人がこの惨事を期にあらためて感謝しているだろう。
亡くなった方の冥福を心から祈ると同時に、七月までアフガニスタンで任務を続けるカナダ軍全員が無事にカナダへ、そして家族のところへ戻れるように祈るばかりである。
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