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前回の記事は読んでいませんが、以前にも何度かICAS日本語テレビでニュースが放送できなくなった理由についての記事を読みました。私も毎日のニュースを楽しみにしながらテープ録画をし放送を見ていた視聴者ですから、放送がなくなり大変残念でなりません。先日もICASの人に会って話す機会に恵まれその経過を聞いたところ、日本側に連絡をとりながら最善の努力をされているということでした。しかし、放送チャンネルが増えている時代においてその中の番組料の値上がりやケーブル局との契約の複雑化が要因としてあるため思うようにはいかないようです。疑問に思うことや詳しいことはICAS(電話:777
7200)へ電話をかければ教えてくれると思います。
今回申し上げたい事は、私もキャンペーン期間中だからということでテレビジャパン
の契約をした者ですが、その後料金の割りにテレビジャパンを見る時間のなさに気がつき契約を解除したのです。私はニュースやスポーツがあれば充分だったんですが、大きな日本のニュースはインターネットで知る事が出来ます、 またイチローの試合は当地のチャンネルで見られますから、テレビジャパンを見る時間よりはそういった時間で夜や余暇を過ごせてしまうことを発見しました。こんな事を書くとテレビジャパンを楽しんでいる人には申し訳ありませんが、カナダに居住している日本人はある程度日本の情勢を把握しておく必要性があると考えますが、その必要性以上にカナダやバンクーバーの情勢を知っておくべきだと考えるのです。先日もある人(テレビジャパンの視聴者)と談話を持ちましたが、話題は日本の政治や事件に関係する事が主で残念ながらBC州政府が地方の病院を閉鎖する方向で動いている事やタバコ、ガソリンなどの税金が上がった事もご存知ではありませんでした。
カナダに居住する人はやはり「住まわせてもらっている」という位の意識を持って行動すべきではないかと考えます。日本政府がカナダとの外交関係において比較的円滑
に来ているのは過去の歴史やいままでの日系人の努力の積み重ねの成果であると信じます。私も移住して十数年になりますが、そういった積み重ねのお陰で差別
や偏見もなく暮らせ、やっとカナダ社会に親しみ慣れてきたところです。私もやっとカナダ式ののんびりペースに心地よさを感じてきたところで、三月までテレビジャパンを見ていましたから、あまり大きなことは言えませんが新報紙上の前号かどこかでどなたかが「もしICASの番組がなければテレビジャパンをみればよい」という短絡的な発想は腑に落ちません。人の器が小さすぎると思うしか術がない。いろんな状況を持っている人がカナダに住んでいる訳ですし、何かが無くなったからといって簡単に乗り換えればよいという発想は典型的世渡り上手な日本人の考え方です。大勢がどういったものであっても、個人の立場や主張を尊重する気持ちを持って欲しいと思います。日本のやり方そのものをカナダに持ちこむ事がすべて悪いとは言いません。日加間の文化交流は人の行き来するところから生まれてくるものですから、良い影響を与える相互の交流は大歓迎でしょう。
最後に、日系社会を支えているICASをはじめとする多くの団体や企業、個人に感謝するとともに今後も引き続き助け合い精神を持ちながらコミュニティーの協調と活性を図っていってもらいたいと強く願うものです。 (移住者の新井)