How to Live
−カナダ生活スタート「実用編」−
仕事の探し方 (1)


 カナダ生活スタート「実用編」最終回は仕事の探し方。

 就職活動というのは日本でも大変なもの。それを言葉も習慣も違うバンクーバーでということになると、一体どこから始めたらいいのか分からないという人も多いはず。

 そこで、今回は求人募集の見つけ方、募集要項の見方、履歴書、カバーレターの書き方などを2回に渡って紹介する。

★求人募集の見つけ方
 まずは求人募集をみつけるところから。日本ではハローワークや求人雑誌、新聞、派遣会社、インターネットなどが主な求人募集媒体だが、バンクーバーでもほぼ同じ。地元紙のクラシファイド(Classified)欄や求人募集を専門に扱う会社のウェブページ、各社ホームページの"Job"や"Join us"などのページに募集要項が書かれている。挑戦してみたい仕事や希望職種があるならば、その会社のHPをチェックしてみよう。また、小売店などでは店の入り口などに"Help Wanted"(求人募集)の張り紙がされている場合もある。

主な求人情報掲載紙とウェブサイト

新聞雑誌:バンクーバー・サンなどの地元紙(英語)、バンクーバー新報(日本語)、その他バンクーバーの日本語情報誌(日本語)など。

ウェブサイト:連邦政府サイトwww.jobbank.gc.ca(英語)、www.monster.ca(英語)、www.workopolis.com(英語)、www.allcanadianjobs.com(英語)、www.careercontacts.ca/(英語)など。

派遣会社:Pan-Pacific Personnel Inc(日本語)など。

募集要項の見方
 たとえ日本語ができる人を募集していたとしても、日本語で募集要項を掲載しているのは地元日本語雑誌や日系企業各社ホームページなどのみで、ほとんどは英語。そこで、ここでは日本ではあまり馴染みのない募集要項の用語を解説する。カナダと日本との掲載内容の違いは、カナダでは募集要項に、性別、年齢、人種など特定の特徴を制限した応募内容は、特殊な職業を除いては記載してはいけないこと。また、写真などを貼付して履歴書を提出するように要請するなども違法なことを覚えておこう。

●新聞などに掲載されている募集

広告例
Min.1yr.exp.:Minimum 1 year experience 最低1年経験要
Fluent English, Japanese:英語と日本語が仕事に支障なく扱える程度の語学力
$22/hr:1時間22ドル
37.5hrs/wk.:週37.5時間労働
Fax resume:履歴書を記載番号にファックスする

●その他の用語

Terms of Employment(雇用期間):
Permanent,Full Time: 無期限、フルタイム(1日8時間週40時間)
Temporary, Part time:期間限定、パートタイム(フルタイム以下の労働時間)
Salary(給与): To be negotiated,
Bonus, Other Benefits:
相談応、ボーナスあり、その他福利厚生など
Anticipated Start Date(勤務開始予定日):
As soon as possible:即日(開始日が記載されている場合もある)

★ブリティッシュ・コロンビア州の労働基準

 カナダでは州ごとに労働基準が設けられている。ブリティッシュ・コロンビア州では、職種によっては例外もあるが、基本的には最低賃金(Minimum wage)が8ドル、労働時間は1日8時間、週40時間、それ以上働いた場合は、一部の例外を除いて残業(Overtime)代を支払わなくてはならない。1日8時間以上の労働時間に対しては1.5倍、12時間を超える労働に対しては2倍、週40時間を超えた残業には1.5倍と決められている。その他、ランチタイムを必ず与えること、休日、有給休暇など細かく決められている。

詳しい労働基準は、BC州政府の
  http://www.labour.gov.bc.ca/esb/esaguide/#1を参照。

次回仕事の探し方(2)では、履歴書・カバーレターの書き方、面接時の注意点などを紹介する。


(取材 三島直美)


※この記事は2007年3月29日 第13号掲載