How to Live
−カナダ生活スタート「実用編」−
パート3 携帯電話の契約
カナダの携帯電話普及率は、ここ最近めざましいものがあり、日本ほど最先端ではないものの種類も料金も多種多様になってきた。今回は、バンクーバーで契約できる主な携帯電話とその注意点を紹介しよう。
●●●主な携帯電話取扱会社
●TELUS:BC州を管轄する大手電話会社。バンクーバーで契約できる携帯電話会社では、使用範囲が最も広く、山間部でも使用できるのが利点。
●Rogers:オンタリオ州を中心に運営しているケーブルテレビ会社。TELUSほどではないが、バンクーバーなら広範囲で使用可能。本体機種や料金設定はバラエティに富んでいる。
●Fido:携帯電話専門会社。上記2社に比べると使用範囲は狭い。しかし、バンクーバー市内など町中ならば全く問題はない。料金設定やサービスパックなどのお得なサービスが充実。Fido取扱店のJCTelなら日本語でサービスが受けられる。
●BELL:ケベック州を管轄している電話会社。最近この分野で急速にバンクーバーでも利用者が増えている。
●Virgin Mobile:イギリスに本拠を置くバージングループの事業。最近バンクーバーで事業開始。プリペードを中心にリーズナブルな料金設定となっている。
●●●電話会社を決めて、契約
一般的に携帯電話の契約方法は日本と同じ。電話機本体の金額と契約内容、契約年数によって月々の支払い金額が決まる。
<料金設定>
料金設定で日本との大きな違いはふたつ。ひとつは、料金設定が1分いくらではなく、1カ月何分になっていること。つまり、1カ月200分20ドルというと、1カ月20ドル+その他のチャージを支払って、200分間使用できる。それ以上使用した場合、追加料金が加算される。
2つ目は、かかってきた電話も使用時間として加算されること。1カ月200分のプランの場合、180分くらいしかかけてなくても、かかってきた電話で60分話していれば、40分間の追加料金が加算される。追加料金は非常に高い。
最近では、かかってきた電話(Incoming call)を無料にしたり、同じ携帯電話会社同士での通話であれば無制限で使用できるような料金設定もある。
その他に、ボイスメール(留守番機能)、テキストメール(Email機能)、コールディスプレイ(番号表示機能)などは別料金で設定されているところが多いので、これらのサービスを希望する場合は、追加料金がかかる。だいたい1カ月40ドル強が最もベーシックな料金といえる。
<契約>
以上を考慮して、自分の生活スタイルに最も適した携帯電話会社を選んでサービス内容を確認し、契約する。契約時には身分証明書が必要となる。すでに友達が契約しているのであれば、話を聞いて見るのもよい方法。
<料金の支払い方法>
支払い方法は、クレジットカードに毎月自動的にチャージされる方法や、口座引き落とし、インターネット・電話、銀行窓口・ATM、契約会社店舗の窓口での支払い、チェックを送るなどの方法がある。
●●●契約時の注意
●契約内容を必ず確認する。電話機本体の料金はどの会社でも契約年数によって変わる。本体が安いからと機種だけで決めてしまうと、2年契約だったりするので、のちに契約内容の変更や、機種変更、解約の時になってトラブルが生じることがある。特に、短期滞在者の場合、2年契約などにすると、日本に帰った後でも契約したままということになりかねない。契約時は内容を必ず確認しよう。
●契約時は英語がわかる人に付いてきてもらう。ほとんどの会社が、店舗でも電話でもインターネットでも英語のみでの対応。Fidoではダウンタウンに日本語を話せる店員がいる店舗もある。
短期滞在者やルームメートと暮らしている人には、非常に便利な携帯電話。だからこそ、契約時には十分に注意して、上手に利用したい。
(取材 三島直美)
※この記事は2007年1月18日(第3号)掲載