HOW TO LIVE IN VANCOUVER

ペットと一緒に海外へ!
カナダから日本へ行く場合

 愛するペットたちとどこにでも一緒に行きたいという思いはどんな飼い主にも共通だろう。
今回のHow to Live ではペット(犬、猫)をカナダから日本を連れていく場合を例にとって、必要な手続きや航空会社の規定について紹介しよう。

 

1. 事前の準備(カナダからの出国と日本の動物検疫に備えて)
 他国に入国するには動物検疫の通過が必須だ。日本の動物検疫所では狂犬病等の検疫のため、カナダから入国の場合最短でも2週間の係留がなされる。もし、出国前に必要な書類を揃えていない場合は最長の180日となる可能性もある。また、以下の準備はカナダ出国の条件ともなるものなので、早めにカナダ政府機関に連絡して手続きにかかる日数を確認し、準備を進めよう。


●必要なら狂犬病予防接種を受ける(日本到着時点で、接種後30日を越え、かつ有効期間内であること)。


●獣医の診断を受け健康証明書および狂犬病予防注射証明書を発行してもらい、カナダ政府機関(*)で裏書(エンドースメント)を受ける。
*動物の出国に関するBC州管轄の
 カナダ政府機関
バンクーバー国際空港内
動物検疫所
Dr.Living stone
Tel:604-666-7042

2.飛行機に乗せる
航空会社によってペットの搭乗についての規定はさまざま。どの航空会社でも、乗せられるペットの数に制限があるため、航空券予約時に申し出ることは必須だ。
(1)どんな飛行機でもペットは搭乗可能?
JAL:平日は機内持ちこみ、手荷物と共に預ける場合の両方が可能。土日のフライトの場合は機内持ち込みのみ。     エアカナダ:機内持ち込み、預ける場合の両方が可能だが、機体の種類と時期により制限がある。


(2) 持ち込み方は?
ケージの材質はメタル、木、プラスチックなど硬質なものであることが必須。
  
JAL:機内持ち込みの場合−縦横高さあわせて115cm以内。
預ける場合−ケージの大きさは縦32cm×横39cm×高さ32cm以内。
エアカナダ:機内持ち込みの場合−縦55cm×横40cm×高さ23cm以内。
 ちなみに航空機の貨物室は通常湿度10度に設定されているが、ペットの乗る貨物室部分だけ20度に設定するので、ペットが風邪をひいたりすることはないそうだ。
 動物への鎮静剤の投与については、航空会社からは地上と環境が異なることを理由に勧められていない場合が多いが、通常と異なる環境への自分のペットの適応力を考えて飼い主が判断しよう。


(3)ペットの搭乗料金は?
JAL:基本料金は3万9,600円。
エアカナダ:超過手荷物料金の2倍の金額が課される。


3.日本への入国−動物検疫
 空港に到着して税関を出る前に,荷物受け取りエリア内にある動物検疫カウンターでケージごと犬や猫を検疫官に引き渡す。
 検疫では動物の健康診断が行われ、その時点で係留日数が決定する。検査自体は無料だが、係留検査中のペットの飼養と、動物舎までの輸送に費用が発生する。(飼養を業者委託した場合で約6万円程度)。係留中の面会や世話は、検査時受付時に申し出て許可をもらう。検査終了後には晴れて輸入検疫証明書が発行され、無事ペットと共に過ごせるようになる。
 以上の規定等は国ごと、動物ごとに異なるため、入国先の政府の動物検疫規定を確認しよう。


●http://www.maff-aqs.go.jp/
農林水産省動物検疫所ホームページ

●http://www.inspection.gc.ca/
Canadian Food Inspection Agency
カナダへのペットの輸出入に関する情報が掲載されている。

●http://www.jal.co.th/jal_special_services_traveling_with_your%20_Pets_jp.htm
JALのペット搭乗関連情報

●http://www.aircanada.ca/services/luggage/pets.html
エアカナダのペット搭乗関連情報

●http://www.geocities.com/boating1_us/
Passport for Dogs
動物との旅行に関する情報が満載の個人のホームページ
          (取材 平野香利)