HOW TO LIVE IN VANCOUVER
とっても簡単!レンタカー
今年のバンクーバーは、近年まれに見る暖冬。日によっては、「春の装い」で歩いている人たちも見受けられる。この暖冬を利用しない手はない。そこで提案したいのが、週末のドライブ。ダウンタウンの喧騒を忘れ、ダウンタウンから1号線を使って、ひたすら東を目指すもよし、99号線で南下して、ホワイトロックを越えてシアトルに行ってしまうもよし。楽しみ方は様々である。そのためには、自動車は必需品。今回は、レンタカーの利用法を紹介しよう。
用意するもの
レンタカーを利用する上で、欠かせないのは国際免許証とクレジットカード。大抵の会社は、クレジットによる精算を行い、現金の取引を行っていない。また、ガソリンスタンドもセルフサービスの所が多く、その場合、クレジットカードでの精算がほとんどであるため、クレジットカードは必需品である。検問などで免許証の提示を求められることもまれにあるので、日本の免許証も携帯することをお勧めする。
費用について
レンタル価格については、日本同様、排気量やサイズ、メーカーなどにより金額は上下する。しかし、各社比較してみて共通しているのは、小さい自動車が、必ずしも安くて得ではないということ。Chevrolet
Cavalier位のサイズの自動車と、Buick Century位の自動車(両方とも4ドア)では、エンジンや機能の面で差があるのに、価格としては10ドル程度しか変わらない。金銭的な考え方は様々だが、RV車やスポーツカ−、リムジンなどのような自動車を借りない限り、金額的には大差が生じない、と言うのが現状である。
保険に関しては、これも各社様々。当然、保険のランクによって金額も上下するが、1日だけの、一番安い保険で約20〜25ドル。保険に加入せずに自動車を借りることもできるが、左ハンドル、右側走行に慣れない内は、何が起こるかわからない。筆者も、初めてレンタカーで遠出をした際、幾度か危ない場面に遭遇している。保険に加入していても安全運転を心がけよう。
レンタル料や保険料、税金を合わせて考えると、4ドアの一番一般的なレベルの自動車を借りる場合で、約70〜80ドルかかる。これにガソリン代を、余裕を持って考えた場合、約100〜150ドル前後が、予算として考えられる。一見高そうだが、4人で割ったとしても1人約25〜40ドル。確かに、公共機関を利用してたいがいの地域には行けるが、現地に着いた後、バスの数があまりに少なかったり、行きたい場所が、それぞれ離れていたりすると、どうにもならない。郊外に行くほど、1ブロックの範囲が大きくなるので、地図上では大した距離ではないように見えても、実際行くと、とんでもない思いをすることもある。こういった事態を未然に防ぐことを考えると、レンタカーはとても有効な手段と言える。
ここに注意
自動車を借りる前に、必ず確認しておきたいのが車体の傷。事前に確認しておかないと、返却時に修理代を請求される時がある。また、使用中も、安易に道路に駐車したりすると、当て逃げされることも考えられるし、ダウンタウンのような人通りの多い場所に駐車すると、心無い人に車体を傷つけられる可能性もある。走行時だけでなく、駐車する際にも、万全の注意を払う必要がある。
日本同様、自動車を返却する際には、ガソリンを満タンにしておくのがマナー。会社によっては、満タンにして返却すると、料金の一部を払い戻してくれる所もある。借りる際に確認すれば、1リットルあたりの返金額を教えてくれる。
肝心の会社選びだが、やはり大手の会社で借りた方が、何かと安心である事は確かだ。具体的に例を挙げると、AVIS、Budget、Hertz、Thriftyなどが挙げられる。以下は、各社の連絡先。
AVIS:604-606-2847
Budget:604-668-7000
Hertz:604-606-4711
Thrifty:604-606-1666
学生やワーホリにとって、外国で自動車を買うのは困難だが、レンタカーを利用すれば、何をするにも可能性は格段に広がる。飲酒をせずに交通ルールを守り、ゆっくり走る事を心掛ければ、これほど心強い移動手段はない。「バンクーバーはつまらない」「行くところがない」と言う前に、レンタカーを有効に利用していろいろ回ってみれば、今まで知らなかった何かに、きっと出会えるはずである。 (取材 加藤文健)