「緑に囲まれた素敵なコテージで過ごせてハッピーでした」「細部まで配慮が行き届いたインテリアに感激しました」「こんな素晴らしいコテージを作ってくれてありがとう」
−ゲストブックにはこうしたコメントがあふれていた。自然とゲストへの思いやりが形になったコテージ、それが08年にオープンしたステップス・トゥー・ザ・シーである。

部屋から見たデッキの様子。森が自分の庭になる
静かな森の中のくつろぎ空間
コテージのドアを開けると、上質な皮製のソファセットに暖炉、ベッドにはふかふかのリネン・・・。ハイセンスなインテリアに感激した記者だったが、その快適さは期待を上回るものだった。大きなガラス戸を開け放つと、部屋が広々としたデッキとひと続きとなって、のびのびと気持ちがいい。デッキには屋根があるので雨が降ってもBBQパーティを続行できる。料理好きにはたまらないのが、部屋を見渡せるアイランド式フルキッチンとハイテク調理家電の充実ぶり。部屋が最大限広く使えるようにと、窓やドアにも工夫がなされている。全体に断熱がしっかりしていて、訪れた寒い日もしっかり暖かかった。「夏場は外がものすごく暑くても、家ではエアコンが要らない涼しさなんですよ」とルイス・オーウェンさんは語る。

工夫の凝らされた快適空間
質にこだわり作り込んだ理由
1859年に最後の伐採が行われた後、ここは手付かずの森だった。そこに家を建てるにあたってオーウェンさん夫妻は、伐採した木をコテージとして生まれ変わらせた。
コテージには、紙面に書ききれないほどさまざまな工夫や配慮があり、その作り込みの丁寧さには驚くばかりだ。25年間BC観光局の検査官を務めている人物も「これまで見たコテージのなかでトップのクオリティ」と語ったほどである。オーウェン夫妻がここまで作りこんだのには理由があった。子どもも孫もたくさんいるご夫妻は「孫の孫、そのまた孫へと代々受け継がれるものにしたい」、そして「いただいた木々の命を大切にしたい」という思いがあったのである。
階段を下りて海へ 敷地内で海と森を堪能
さて名前のステップス・トゥー・ザ・シーの通り、コテージから石造りの階段を下りていくと入り江に出る。水がきれいなので、夏場はそこで泳ぐこともできる。3エーカーの敷地の森に、キツツキをはじめ、鹿やカエルがひょっこり現れるのもうれしい。見どころ、アクティビティ盛りだくさんの島、ソルト・スプリングで、だれにでも自信をもってお薦めできるコテージだ。

コテージから階段を降りると森から海へ間
(取材 平野香利)
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