▼バンクーバーの政財界とメダリストが交流JOCがレセプションを開催

今年の企画は5分咲きで
バンクーバー桜祭り



バンクーバーの政財界とメダリストが交流JOCがレセプションを開催


メダルを胸にかけ、壇上であいさつするメダリストたち。左から、長島選手、加藤選手、高橋選手 


JOC竹田会長のあいさつ 

在バンクーバー日本国総領事館伊藤総領事のあいさつ 

フィギュアスケート男子3選手。左から、織田選手、高橋選手、小塚選手 

竹田会長(左から3番目)らによる鏡割り 

 日本オリンピック委員会(JOC)は21日、ジャパンハウスが設置されているエンパイア・ランドマークホテルで、オリンピック委員関係者やバンクーバーの政財界で活躍する人々を招いてレセプションを開いた。

 招待されたのは国際オリンピック委員会(IOC)、バンクーバーオリンピック委員会(VANOC)、文部科学省、外務省、在バンクーバー日本国総領事館、JOCスポンサーなどの各関係者で、11人の選手たちも交えて、バンクーバー経済団体の在留邦人らとの国際交流の場を設けた。

 JOC竹田会長のあいさつの後、日本代表選手団橋本聖子団長が今回のオリンピックで21日までにメダルを獲得した、3人のメダリスト、スピードスケート男子500メートル銀メダリスト長島圭一郎選手、同じく銅メダリスト加藤条治選手、フィギュアスケート男子銅メダリスト高橋大輔選手を紹介、「みなさんの応援のおかげで、これまで3つのメダルを獲得し、15選手が入賞することができました」とあいさつした。

 鏡割りの後、在バンクーバー日本国総領事館総領事伊藤秀樹氏が各関係機関や大会を支えているボランティアなどへの感謝の意を表す言葉を述べ、ブリティッシュ・コロンビア州政府ヤマモトナオミ政府間関係担当大臣が「お招きいただきまして本当にありがとうございます」と日本語であいさつ、キャンベル州首相に代わって心から歓迎しますとBC州を代表して歓迎の意を表した。乾杯の後、会は歓談の場へと移って行った。

メダリストたちのあいさつ
 壇上で紹介された選手たちもそれぞれあいさつ。長島選手は「皆様のご声援のおかげでメダルを取ることができました。ありがとうございました」と短く、加藤選手は「たくさんの支援や応援ありがとうございました。僕としては悔しい結果になってしまったんですけど、でも、日本選手団としてメダルが取れたことをほんとに誇りに思っています。どうもありがとうございました」と自分の思いを語った。

 高橋選手は「今回はほんとうに皆さんのたくさんのご声援があったおかげでこの銅メダルを獲得することができました。自分自身、出来には満足していないんですけれども、銅メダルを取れたということはうれしく思っています。ありがとうございました」と語り、3人のメダリストのあいさつが終わると、会場からは大きな拍手が贈られた。

笑顔がはじけたフィギュアスケート選手たち
 レセプションに出席していたフィギュアスケート男子、高橋選手、織田信成選手、小塚崇彦選手の3人がメディアへの質問に応じてくれた。

 試合を終えリラックスした表情の3選手。織田選手は「他のオリンピックの競技を見れていないので、そういう競技を見に行けたらいいなと思います」とオリンピックを楽しみたいと笑った。小塚選手は「人の数がすごいなっと思って、歩いていてもまっすぐ歩けなくて、そういうところでオリンピックを感じました」とオリンピック初参加の体験に照れ笑い、これから他の競技を見たり、閉会式に出場して、思い出が作れたらとまだまだオリンピックを楽しむようだった。小塚ロールを食べたのかとの問いに「はい、食べました。おばさんと一緒だったんですけど、おばさんがマンゴーが嫌いで、マンゴーは抜いてもらいました」とのエピソードも添えた。

 高橋選手はバンクーバーの印象を聞かれて「すごく住みやすそうな町だなっと。景色もいいし、もし海外に住むならバンクーバーに住みたいなと思いました」と答えた。お土産には「今回のオリンピックのマスコットクワッチのぬいぐるみを10個くらい買いました」と笑った。ちなみにマスコットの中で一番好きなのはクワッチだということだった。

 人気者の3選手は、この後、写真とサイン攻めの渦の中に飲み込まれていった。

取材 三島直美)

 

 

 

 



今年の企画は5分咲きで
バンクーバー桜祭り



リッチモンドで撮影(2009年)

バンクーバーで撮影(2009年)

 例年数多くのイベントで桜の季節を盛り上げてきたバンクーバー・チェリー・ブロッサム・フェスティバルだが、オリンピック色に染まる今年は企画を限定して実施予定である。

 バースデー・ブロッサムズ:今回の新企画であるバースデー・ブロッサムズは、来年のバンクーバー市制施行125周年を記念して、個人の敷地に桜を植樹しようというもの。現在メトロバンクーバーには約3700本の桜の木があると言われるが、それを4000本にするのが目標。本企画はデービッド・アンド・ドロシー・ラム・ファンデーションから支援を受けている。詳しくは2、3カ月後、ウェブサイトに掲載予定となっている。

 俳句コンテスト:すでに35カ国から多くの俳句が寄せられている。今年の締め切りは5月31日。入賞者は今年の秋に発表。入賞作品は来年の桜祭りの目玉として紹介が予定されている。

 お花見旅行:京都や東京および近郊での桜の名所を巡るバンクーバー発のツアー。締め切りは2月26日(金)。

 チェリー・スカウト:桜の開花状況を観察して報告するチェリー・スカウトを募集中。3月2日にはバンデューセン植物園でチェリー・スカウトのためのワークショップも実施予定。希望者は下記ウェブサイトにある申込書を提出しよう。 問い合わせはwcutler@vcbf.caへ。

 ここ数日の陽気で桜の花もあちこちで咲き始めている。桜祭りのウェブサイトで桜の見所を調べて、足を運んでみるのもいいだろう。さらに英語での俳句作りにもチャレンジしてみては。また、過年度の入賞作品を読むのもお勧めである。読んでいるだけで心が春色になってくることだろう。
http://www.vcbf.ca/


(取材 平野香利)