MAPLE 2010
2010年8月19日 第34号 掲載
 

ウィスラー 夏のハイキング  
氷河の景色を気楽に楽しんじゃおう!


今年のウィスラーは6月がずっと寒かったので、ハイアルパインエリアの雪解けが遅かった。もしかしてそのエリアのハイキングコースはオープンしないかなと気を揉んでいた。
でも7月下旬から急速に雪解けが進み、残雪を残しながらもハイアルパインエリアのコースがやっとオープンした。今からでも遅くはない。ここはピーク2ピークゴンドラを利用して、氷河を見ながらのハイキングコースを思い切り楽しんでみたい。

 「氷河を見るハイキングコース」というと難しいように感じるかもしれないが、ウィスラーではゴンドラを利用して一気に標高1860mまで上ってしまえる。そこはもう森林限界線のハイアルパインエリアなのだ。さらに昨年夏から始まったピーク2ピークゴンドラを使えばウィスラー山とブラッコム山の両方のコースが気軽に楽しめる。提案としては2日間にわけて両方の山を“思い切り楽しんじゃう”やり方だ。もちろん夕方にはビレッジに戻ってビールで一杯。夜は夜でリゾートライフを楽しみたい。

 実はブラッコム山のハイキングコースは、ここ10年ぐらい閉鎖されていたのだが、昨年夏のピーク2ピークゴンドラ営業に合わせてリニューアルしたばかり。
 特徴は「あまり登る必要がない、その割にはすごく景色がきれい」というお得なコース。一番上級者向けのデッカーループでも標高差は全体で200mぐらい。健脚者なら3、4時間ぐらいでゆっくり回れるだろう。このコースの、フィッスル山やオーバーロード氷河を正面に見る景色は圧巻だ。
 お気軽コースはアルパインウォーク。標高差も65mで、小1時間で回れる割には景色の変化は大きく、マーモットやリスなどを見る機会も多い。
 ウィスラー山はもうちょっと慣れた人向け。ウィスラーゴンドラ終点から出発するコースとピークチェアーにのってウィスラー山頂まで上ってから出発するコースとある。どちらもコースの取り方によって中級から上級向けだ。お勧めはハーモニーレイクコースやハーフノートトレールなど。お気軽コースは山頂からのサミット・インタープリティブ・ウォーク。
 いずれにしても、斜面の向きや日当たり具合によって、まだまだ高山植物を楽しめるところもあるだろう。

 ゴンドラは9月26日まで毎日運行。9月27日からは週末のみの運行になる。ロッキーまで行かなくても、気軽に氷河の景色が楽しめちゃうウィスラー。今からでも遅くはない、是非ウィスラーに行って見よう。
 お得情報としては、ピーク2ピークのゴンドラ2日券が$53.95+HSTのところ、現地ガイド会社ジャパナダでは$39.95+HSTで購入できるとのこと。また、バンクーバーからの日帰りツアー、ガイド付きツアーなどもあるので、詳しくはHPなどで調べよう。
(文:野口英雄 写真:柳沢純)

 


ウィスラー山頂から出発するハイノート・トレール。チャカムス湖と遠方の氷河がとても綺麗だ。ここは上級者向けトレール

今年で2シーズン目のピーク2ピークゴンドラを思い切り使って楽しみたい。実はハイキングをしなくても綺麗な景色が眺められる

 

この時期の注意事項



お花畑の中を歩いているようだ。日当たりや斜面の向きによってはまだ高山植物が楽しめるかも

○8月下旬は気温の変化が大きい(山頂では雪の可能性もある)。防寒対策はしっかりすること。
○お気軽とはいえ、ハイアルパインは岩場もあるので足元はしっかりした靴を履くこと。
○ハイキング地図はゴンドラ乗り場やレストランにおいて無料で配られているので必ずもらっておくこと。

 

日本語でのガイド情報や現地情報など



ブラッコムレイクは、あまり人が行っていないのでちょっと秘境かも


フィッスル山やオーバーロード氷河を目の前に歩くブラッコム山のコース

バンクーバーJ-ステーション:www.jtb.ca
ウィスラー日本語案内 ジャパナダ:www.japanada.com