MAPLE 2008

2008年5月1日 第18号 掲載
 

大リーグシーズン到来!!
満喫!マリナーズ観戦ツアー!!


 今年も野球シーズンがやってきた。今季の大リーグは3月25日、ボストン・レッドソックス対オークランド・アスレチックスの東京ドーム開幕戦でシーズンの幕を開けた。

 バンクーバーから最も近いシアトルを本拠地とするマリナーズは3月31日にセイフコフィールドで開幕。ワクワクするこの球春に、早速マリナーズ観戦ツアーに出かけた。

(取材 三島直美)

 


セイフコフィールド


 まだまだ桜満開のバラードステーションから出発し、シアトルまでは約3時間。途中アメリカへの入国審査を受けて、快適なバスの旅は予定よりも少し早くシアトルの町に着いた。


JTBツアーランド専用車でシアトルまで快適ドライブの旅。
週末はもう少し大きなバスとなる

 

マリナーズ試合前リポート


 マリナーズといえばやっぱりイチロー。今回のツアーでも、野球はわからないけど、イチローが見たかったという参加者もいた。試合開始2時間前に球場が開門するのに合わせて、すっきりと晴れ上がった青空がよく似合うセイフコフィールドに到着。いよいよ、今年初の大リーグ観戦に心が躍った。

 開門2時間前到着は、マリナーズと相手チームの練習が見られるようにとの配慮から。ホームチームが先に練習をするので、入場するとすでに練習が始まっていた。

 一緒になった参加者とともにイチローを探した。多くの選手がバッティング練習をしている中で、彼は外野の守備をしていた。と、10分もしない間にこちらに駆けてきた。「カメラ、カメラ」と用意しているうちに、マリナーズ側ダグアウトのすぐ上にいた私たちの前を、サングラスをしたイチロー選手があっという間に駆け抜けて消えていってしまった。

 続いて城島選手を探す。どこにいるか全く気づかずにいると、選手が一人ダグアウトに引き揚げてきた。逆光で誰かよくわからなかったがとりあえずカメラを向けてみると、なんと城島選手だった。いったん引っ込んだが、また出てきてサインのファンサービス。すっかり大リーガー姿が板についていた。

 続々とマリナーズの選手が引き上げていく中、エンゼルスの選手が練習を始めた。またサインをするために出てくるかなと粘ってみたが、結局だめだった。セイフコフィールドのジャケットを着たおばさんに聞いてみると、「3連戦の初戦はミーティングがあるから、もう選手たちは試合開始まで出てこないのよ」と教えてくれた。残念!!

 


外野の守備練習から駆け戻ってくるイチロー選手

ファンにサインをする城島選手




セイフコフィールド探検


 気を取り直して、試合開始までの間、セイフコフィールドの探検をすることにした。去年はヤンキースタジアムにも行ったが、伝統と格式とは言え、あの球場は古くて汚い。それに比べると、何と言ってもこの球場はきれいだ。

 どこに席を取っていても、球場内をぐるりと一周できる解放感もいいし、セクションごとに設置されたテレビ画面もいい。これは私のお気に入りだ。球場で、『リプレーが見たい』と思う時にはこれがいい。ライブゲームを目の前に見ながら、詳細はテレビでチェックというのがいい。近くにはドリンクやフードを置けるカウンターも設置されていて、至れり尽くせりである。


セイフコフィールドの前で出会った変なおじさん。ムース人形を196体つけているとか。ひとつひとつ選手や監督の名前がつけてある。城島選手は右足の辺りだったかな



 フードも球場の割には充実している。イチロー選手が移籍してきたことで常設されたイチロールという寿司メニューもすっかりおなじみになり、シアトルを代表する料理フィッシュ&チップスとか、サーモンサンドイッチとか、ガーリックフライドポテトとか(これは近くを通るとすごいにおいがする)、モールのフードコートみたいな充実ぶりである。どれもこれもというわけにはいかないので、せっかくシアトルに来たからフィッシュ&チップスと地ビールの組み合わせで、試合を堪能することにした。

 また球場から直結しているオフィシャルグッズショップも要チェック。寒い時にはここでマリナーズのロゴ入りブランケットやジャケットなどを購入するのも悪くない。今回は4月中旬のナイター試合だったので、昼間は晴天で暖かかったが夜はやっぱりぐっと冷え込んだ。


フィッシュ&チップスと地ビール



いよいよ、プレーボール

 


熱烈な日本人ファン。ボード持ち込みOK。これが大リーグ流の応援。その他必需品はやっぱりグローブ。ファールフライをキャッチできるかも

 

 陽も大きく西に傾き、夜がゆっくりと青空を包み込もうとしている午後7時、いよいよプレーボール。マリナーズの選手が散り散りに守備についた。対戦相手は昨季相性の悪かったロサンゼルス・エンゼルス。先発マウンドにはこれまで2戦で失点1としながらも勝ち星に恵まれないエースのヘルナンデス投手が上がった。なんともワクワクする瞬間だ。1回表は無得点で無事終了。いよいよ攻撃、トップバッターはイチロー選手。私が観戦する今季初ヒット!を期待したのだが、結果は珍しく三振。これまた貴重な打席を見たと思い直すことにした。

 試合は、マリナーズが1回裏イバネス選手の本塁打を皮切りに順調に点を重ね、終わってみれば8-5。初観戦にしては申し分ない快勝だった。


打席に立つイチロー選手。やっぱり『背番号51』がまぶしい

城島選手の打席。この日は2打数1安打2打点2四球の活躍を見せた




野球以外にも楽しみがいっぱい


 試合中、どうにも野球に集中できない面白いことがいっぱい起こった。例えば、観戦中に突然どこからともなく飛んでくるピーナッツの袋とか、グランドキーパーのスリラーとか、私たちの前に座っている酔っぱらったお兄さんが、掛け声をかけてウェーブを引き起こそうとしているのに、10回やっても全く成功しないとか(これはかなり可哀そうだったけど笑えた)。かと思うと、どこからともなく大きな波がやってきて、そのウェーブに一気に飲み込まれたりとか。


外野から見たセイフコフィールド。芝生の緑が目に染み入るように美しい球場だ



 バックスクリーンに映る選手たちのコメントや、『拍手〜』の電光掲示板や、隣に立っていたお兄さんのセクサソン選手に対する『振るな〜』のヤジとか(この後セクサソン選手はバットを振ることなく四球を選び、確か押し出しの一点が入った。お兄さんは『ほらね』って顔をしていた)、野球以外にも面白いことがありすぎて、じっとしていられない。9回のうち5回くらいはクルクルと球場内を回って楽しく過ごした。

 楽しかった3時間余りもあっという間に過ぎて、試合は終了。無事マリナーズが苦手エンゼルスに快勝し、大満足で球場を後にした。夏はやっぱり野球観戦に限る。また行きたい!!


マリナーズショップで見つけたイチロー選手特大バブルヘッド人形

 


 

JTBマリナーズ観戦ツアー


 今回の観戦ツアーは天気にも恵まれたし、金曜日ということでアメリカ入国も比較的スムーズで30分と待たずに通過できて、かなり順調だった。シアトルに早く到着したので30分ほど市内観光もできて大満足のツアーとなった。

 アメリカ・カナダへの入国手続きから、バスの中でのマリナーズ解説、シアトルの案内など、至れり尽くせりのマリナーズ観戦ツアーを手配してくれたのはJTBバンクーバー。マリナーズのホームゲームがある金・土・日曜の全試合と、人気カード、対ヤンキース戦、レッドソックス戦が用意されている。全席1塁側1階席。ダグアウトから出たり入ったりする選手がよく見える絶好の席が確保されている。日本語。要予約。

詳しい問い合わせ先:
JTBインターナショナル(カナダ) Jステーション・バンクーバー
Fairmont Hotel Vancouver, Lower Arcade Lobby,
900 West Georgia Street, Vancouver

TEL:604-681-5374
FAX:604-681-3627
Website:www.jtb.ca
営業時間:9:00-18:00 年中無休