ベンツはよりクリーンなディーゼルエンジン技術、ブルーテックをE320に採用するなど、セダンからSUVまでディーゼルエンジン車を揃えた。フォルクスワーゲンも同様だが、どちらかと言うと今回新たにラインナップに加わったミニバン(ルータン)と小型SUV(ティグアン)、そしてフラッグシップであるパサートCCセダンが展示の中心となった。
BMWは今回大量の新車を発表。コンパクトカー・カテゴリーの1シリーズクーペおよびカブリオレ、X6スポーツアクティビティクーペ(SUVのクーペといった感じ。流れるボディラインのデザイン優先スタイルで、後席はヘッドクリアランスをなんとか確保できた程度)、M3カブリオレ、M3クーペ、M3セダン、そしてミニ・クラブマンといった具合だ。
BMWはどちらかと言うと「走りへの追求」に重点をおいていた。会見ではわざわざM3カブリオレのエンジンをかけ、そのエンジン音を記者団に聞かせるというパフォーマンスまで行った。
またアウディは超ハイパフォーマンスクーペのR8を展示、多くの人の目をひいていた。
プレスリリース当日最も活気があったブースのひとつ、BMW。M3の走りがいかに素晴らしいかを情熱を込めて語っていた |
走りの追求といえば、日産が発表した新しいGT-Rに触れないわけにはいかない。日本ではスカイラインGT-Rの名で親しまれ、歴代多くの自動車ファンを魅了してきた名車だ。特に1993年まで製造されていたR32型はいまだにファンが多く、バンクーバーでも日本から持ち込まれた同車を時々見かけるほど。今回発表されたGT-Rからはスカイライン(北米ではインフィニティGシリーズ)のラインナップから独立し、日産の技術の頂点を極めたブランドとして位置づけられた。またフルモデルチェンジのマキシマも発表された。
ニッサン、GT-R。技術の日産がその最新・最高の技術を詰め込み世界最高峰のパフォーマンスを目指す |
クライスラーは6.1リッターV8エンジン搭載のマッチョカー、チャレンジャーSRT8を発表。スタイルといい、いわゆるアメリカ車の伝統を復活させた形だ。
アメリカ車の原点をよみがえらせたようなマッチョカー、ダッジ・チャレンジャー |
スバルはレガシィとアウトバックにPZEVと呼ばれるタイプを追加した。PZEV(Partial Zero Emission Vehicles)とは、カリフォルニア州の排出ガス基準SULEV(Super Ultra-Low Emission Vehicle standard)に適合した車に与えられる名称で、走行状態によってはハイブリッド車より排出ガスがクリーンとのこと。

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