MAPLE 2008

2008年3月27日 第13号 掲載
 

春の風物詩
スカジットバレー・チューリップフェスティバルが始まる!


 バンクーバーから100キロ、シアトルとのちょうど中間地点に位置するアメリカ・ワシントン州のスカジットバレー。どこまでも続く一本道の先には、際限なく空と雲が広がり、その下を埋め尽くすのは色とりどりの鮮やかなチューリップたち。そんなのどかな田園風景が魅力のスカジットバレーのチューリップ畑は、オランダに次ぎ世界で2番目を誇り、春の訪れを告げる風物詩になっている。

 チューリップフェスティバルは毎年4月1日〜30日の1カ月間開催され、多くの観光客で賑わいを見せる。「開花時期は、マザーネイチャー次第」ということなので、毎日アップデイトされているウェブサイトから、見頃のチューリップ情報を入手して出かけよう。


バーナビーマウンテン・ゴルフコース


メドーガーデンズ・ゴルフコース



 

◆ 必見スポットはこの2つ!


 車でドライブして回るだけでも、チューリップ畑の魅力は十分に堪能できるが、畑内はゆっくりと歩いて鑑賞するのがおすすめ。写真撮影には絶好の背景となる景色が延々と広がっているので、どこを切り取っても絵になること間違いなし。下記のファームでもチューリップを販売しているが、カナダに持ち込むことができるのは切り花のみで、球根は禁止されている。

●チューリップタウン(Tulip Town)

 スカジットバレーバルブファームが所有するガーデン。屋外と屋内ガーデンあわせて60種類のチューリップが鑑賞できる。雨が降っても楽しめるように、ギフトショップ、アートギャラリー、カフェもある。期間中はチューリップに関連したさまざま記念品も販売。新種や珍しい品種のチューリップにも出会える。トラクターでのツアーなどもある。

入場料:5ドル(16歳以下無料)。ペット不可。フリーパーキング。
営業時間:9:00am〜5:30pm 毎日オープン
場所:15002 Bradshaw Road, Mount Vernon
TEL:360-424-8152
Website: www.tuliptown.com

 

●ローゼンガーダ(Rosen Gaarde)

 ローゼンファミリーとワシントン球根栽培会社が1985年に設立した米国一の広さを誇るチューリップ畑。大きなオランダ風車が目印。12キロ平方メートルの敷地に咲く約25万本のチューリップたちは、一重、二重、多重、フリルと花びらだけでも多種多様。チューリップを充分堪能した後は、古い英国風の香りが漂う町ラコーナの海辺のカフェに立ち寄り、行き交うヨットを眺めながらランチやアフタヌーンティーを楽しむのもいい。

入場料:3ドル(10歳以下無料)。ペット不可。フリーパーキング。
営業時間:9:00am〜7:00pm 毎日オープン
場所:15867 Beaver Marsh Road, Mount Vernon
TEL:360-424-0419/トールフリー1-866-488-5477
Website: www.tulips.com

 

 


◆ スカジットバレーのロケーションとアクセス


 アメリカ・ワシントン州、スカジットカウンティの西に位置する。バンクーバーから南に約100キロ、シアトルからは北に約100キロの場所。

 バンクーバーからのアクセスはまず、オーク・ストリート(Oak St.)を南下。橋を越えたところから国道99号線になる。直進すれば、米国との国境(ピースアーチ)に到達できる。国境では10分から45分(週末)の待ち時間があり、日本人(日本国旅券保持者)は必要に応じて入国手続きを行なう。



 国境から米国の国道5号線(I-5)をまっすぐ南下、ベリンハム(Bellingham)の町を過ぎ、#232から#221の間でハイウェイを降りればよい。初めての人はExit#226(La Connerのサインが目印)でハイウェイを降りると、観光案内所と博物館(公衆トイレ完備)がある。ハイウェイからMcLean Rd.や州道20号線を西に進めば、チューリップ畑が一面に広がっている。 案内地図(Field Map)と 開花地図(Bloom Map)を参考に自由に散策を楽しもう。

 


◆ いろいろなイベントが目白押し


 チューリップ畑を上空から眺めるヘリツアーやサーモンBBQ、気球ライド、アナコーテス・キルトショーなど、フェスティバル期間中は毎日多彩なイベントが用意されている。興味がある人はイベントカレンダーをチェックしてみよう。



また、バンクーバーからスカジットバレー行きのバスは出ていないので、車を使わない人は、旅行代理店やバス会社による日帰りツアーを利用するのもいいだろう。毎春人気のツアーなので、早めの予約をおすすめする。

 時間に余裕があれば、途中ベリンハムのベリス・フェア(Bellis Fair)の巨大ショッピング・モールに立ち寄るのも一案。TargetやAbercrombie & Fitchなどカナダにはない店でのショッピングが楽しめる。

 

(取材 西澤律子/写真提供 Wade B. Clark/Skagit Valley Tulip Festival)


 

イベント、開花状況などの詳しい情報はここから。地図は現地でも調達できる。
 スカジットバレー・チューリップフェスティバル(Skagit Valley Tulip Festival) 
http://www.tulipfestival.org/