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| フェアモント・ホテルバンクーバーで |
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バンクーバーの街のランドマークというべきフェアモント・ホテルバンクーバー。エリザベス女王や各国の要人も訪れるこのホテルの上品で落ち着いたラウンジに足を踏み入れた途端、非日常へのトリップが始まる。エレガントで重厚感のあるインテリアに囲まれたテーブルについたら、さぁ、お楽しみはこれから。 トラディショナル・アフタヌーンティーとシャンペンティーのどちらにしようか迷ったので、2コースたのみ、友達とふたりでシェアすることに。まずは14種類の紅茶の中から好きなものを選ぼう。Angel Falls Mist, Kyoto Cherry Roseなど、どれもこれも試してみたい誘惑にかられるが、ここはカナダならではということで、Maple MapleとIce Wineにトライ。やがて運ばれてきたティーポットから立ちのぼるそれぞれの香りをまずは楽しむ。カップは艶やかな品格が漂う英国ロイヤル・ドルトン製。メープルと白ぶどうの紅茶のフレーバーとともに、シャンペンティーのモエ・シャンドンも味わいつつ、お喋りを楽しんでいるところへ、3段の銀のトレイが運ばれてくる。
まず目にとまったのは、シャンペンティーのオープンサンドイッチ。スモークサーモンとクリームチーズのサンドイッチの上に黒く輝いているのはキャビアだ。この3つの組み合わせが美味しくないわけがない。トラディショナル・アフタヌーンティーでは、カレーチキンサラダのサンドイッチが印象的。しかし一番美味しく感じたのは、意外なことにスコーン。温かいハウスメイド・レーズンスコーンをデヴォンシアクリームにつけてほおばった途端、その軽い歯触りとクリームのリッチな味わいに、「おぬしやるな」と思わずつぶやきがこぼれる。このスコーンは1939年創業以来、レシピもまったく変えていないそうだ。スコーンを食べる際はぜひ、このデヴォンシアクリームとともに召し上がっていただきたい。デザートのケーキ類もほどよい甘さで、ちょこちょこと食べていくうちに、おなかもこころも満たされていく。
こんなふうに贅沢な気分を味わい、ゆっくりとお喋りを楽しみ、素敵な午後は過ぎていった。上質のインテリア、品のいい食器、高級茶葉を使ってていねいにいれられたお茶、少しずつ味わう美味しいお菓子とサンドイッチ、友達との楽しいおしゃべり・・・それらが一体となってゆっくりと流れている時間を、ダウンタウンの真ん中で気軽に持てるのがいい。特に予約は必要なし。トラディショナル・アフタヌーンティーだけでも十分堪能できる。脱日常をはかりたいときにおすすめだ。
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●子供用のコースとしてチルドレンズバブルガムティー(14ドル)もあり。
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