U―PICKができる農場はリッチモンドやラングレー、アボツフォード周辺に多い。
1、まずは電話で確認してから
近郊でベリーピッキングができる農場は下の表に紹介するが、ハイウェイなどを走っていて、U―PICK(U―ピック)の看板を見たこともあるだろう。このU―PICKの看板が出ているところなら、通常、ベリーピッキングができる。但し、今年は6月に、気温が低かったこともあり、少々、ベリー類の出だしが遅いし、量も少なめだ。あらかじめ電話で、U―PICKができるか聞いてから出かけよう。「今はベリー類の量が少なめだから、午前中、他の人が摘む前に来たほうがいいよ」などと、アドバイスをしてくれることもある。
2、持ち物
出かける前に、摘み取ったブルーベリーを入れるための、4リットルのアイスクリームの容器などを準備。中にはボウルや鍋を持参している人もいるが、できれば取っ手のある容器があると持ちやすい。
小さい子どもと一緒で、子どもにも摘んだベリーを持たせてあげたいという場合は、ヨーグルトの容器などに、紐を通したものや、砂場で使うような子ども用のバケツを洗って持っていってもいいだろう。
たまにスーパーなどのビニール袋に、ベリー類を入れている人を見かけるが、果実がつぶれてしまいやすいし、お勧めできない。容器を貸してくれたり、購入できる農場もあるので、出先で、たまたまU―PICKの看板を見かけて、摘んでいこうかと思った場合などは、まず聞いてみよう。
また、暑い時期なので、水や帽子、日焼け止めも忘れずに持っていきたい。炎天下、1時間も帽子なしで摘んでいると、日射病になってしまうこともあるので気をつけよう。
靴は畑を歩くので歩きやすい運動靴で。女性の場合は、ヒールのある靴はやめておこう。服装もベリー類は染みになりやすいので、念のため汚れてもよいものがお勧めだ。子ども連れは歓迎だが、犬などペットは農場では『お断り』なので、そのつもりで。
赤く実ったラズベリー |
3、いざ、摘もう!
日本のように時間制ではなく、カナダのU―PICKでは摘んだ分の重量にしたがって料金を支払う。そのため、アイスクリームの容器のように、一般的な容器ではなく、鍋やボウルなどを使う場合は、まずは入り口でスタッフに持参した容器の重さを計ってもらう。
大量に採る人用にワゴンが用意されている農場もある |
農場に着いたら、他の人について摘みに行ってもいいが、指定された場所で摘む農場もある。できれば、スタッフを見つけて、摘み始める前に、どこで摘めばいいのか聞こう。たくさんの人が既に摘んでいる駐車場から近い場所より、離れたところのほうが普通は美味しそうな実が多い。
摘みながら食べても問題はない。子どもなどは、摘んで容器に入れるより、おなかに入るほうが多いこともあるが、埃や農薬などが心配ならまずは洗ってからにしよう。
4、精算
摘み終わったら、レジで精算する。秤で重さを測り、その重量に従い支払う。大きな農場だとクレジットカードも受け付けてくれるが、現金のみのところもある。
5、U―PICK終了!
ベリーピッキングでは、摘んだ後はそのまま帰宅してベリーを処理して欲しいが、せっかく遠出するのだから、寄り道していきたいという読者もいるかもしれない。その場合は、夏の車内は暑くなるので、クーラーボックスなどを用意して行きたい。
一部の農場ではクラフト品やジャムを販売していて、見ているだけでもたの楽しい |
大量に摘んだベリーは生で食べてもいいが、スコーンやマフィンに入れたり、パイ、ジャムを作って満喫しよう。ブルーベリーは冷蔵庫に保存すれば一週間近くは美味しく食べられるそうだが、やわらかいラズベリーはそれほど日持ちしない。すぐに、お菓子やジャム作りができない場合は、冷凍すると、長い期間楽しめる。
(取材 西川桂子)
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