2008年3月20日 第12号 掲載

このページは、カナダをEnjoyしている留学生・ワーホリなど
短期滞在者を紹介しているコーナーです。



サラダ・ループの職場の人々と。左でピースサインをするのが千晶さん
小川裕己(おがわゆうき)さん
静岡県出身
ワーキング・ホリデー・ビザ 


 日本では、映像関係の仕事をしていた小川さん。「テレビとか映画のCGを作っていました。仕事以外でも、自分でいろいろと作品を作って、海外で賞をもらったりしていたんです。その際、先方からのコンタクトがすべて英語なので、インターネットの翻訳機能を使っていたんですけど、全然役に立たなかった(笑)」

 カナダに来た理由は、少しでも英語に慣れようと思ったから、そしてクリエイターとして、「英語が(デザインとして)どう扱われているのか、見てみたかった」からだと言う。

 「もともと、文字には興味がありました。映像でもタイトルなどで使いますから。日本では英語で書かれていると、かっこいいという感じでしょう。ここ(英語圏)で、どう使われているのか、興味があったんです」

 さらにカナダでは、映像から一度離れ、紙媒体を作ってみたいという思いもあり、本紙の制作部門で働くことになった。「スポーツ記事などを担当していました。自分で記事を選び、見やすさを考えながら、短い制作期間で作るという、映像とは違う経験ができましたね。使えるソフトウェアも増えたし。また、(新聞では)文字を扱うわけですから、そこも面白かったです」

 ワーホリビザの期限は3月まであるが、それよりも早く、1月末での帰国となった。「仕事のためです。定時あがりに慣れてしまうと困るから」と笑う。

 帰国したら、クリエイターとしての多忙な生活に戻るつもりだ。「元のCGの仕事に戻るなら、今度はCM制作にチャレンジしたいですね。カナダで見たテレビコマーシャルも参考になると思います。日本では仕事漬けの毎日だったけれど、こちらではいろいろなスポーツを見に行ったり、年代も職業も違う人と友達になったりと、リフレッシュできました。うまく切り替えができて、逆に仕事への意欲も出て来た。それが良かったですね」


(取材 宗圓由佳)