2006年4月からランガラカレッジで、サイコロジーを学んでいる仲光亜矢子さん。バンクーバーを訪れるのは、これが3度目。最初は中学3年生の時の2週間のショートステイ、2度目は大学1年生の時の冬休みだった。
日本の大学では哲学を専攻していた亜矢子さんだが、答えのない哲学という学問にどんどん自分自身が煮詰まっていくのを感じていた。「このままでは将来やりたいことにつながらない」と葛藤の末、2年生の時に中退。
「日本では大学にいるだけで卒業できる。何かに追われていたかったんです」
そして、今自分が興味があること、将来やっていきたいことをしっかりと見つめ直したとき、心に浮かんだキーワードは、「人」と「言語」。そこで大好きなバンクーバーに再び飛び、また新しく学びなおすことを決意する。
「もっと人と接しながら、言語系を追求していきたいですね。自分自身が、もっと小さい時に英語を学んでおけばよかったということもあって、日本に帰ったら子供たちに日本語か英語を教える先生になるのが夢です」
そうきらきらした笑顔で夢を語る亜矢子さん。今後は1月からTESOLを取り、英語教授法を学んだあとは、サイモンフレイザー大学に編入し、さらにサイコロジーを学びたいと考えている。
「大学をやめたことはまったく後悔していません。いるだけで不思議とハッピーな気持ちになるこのバンクーバーで、新しい夢に向かっている毎日なんで、本当に楽しいです!」
自分の夢に向かっている人というのはなんと輝きを放っているのだろう。亜矢子さんの輝く瞳が何よりもそれを物語っている。
(取材 西澤律子)
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