2007年3月にバンクーバーに来た前川由起子さん。最初の4カ月間はESLで学び、ロッキー旅行なども楽しんだあと、7月から旅行会社で働いている。
「とにかく毎日が楽しい!スタッフの人たちがとても優しくて楽しい人ばかりで」
イキイキとした笑顔でそう語る由起子さん、スタッフの温かい雰囲気の中、本当に楽しそうだ。
「日本でも旅行業界で3年半働いていましたが、まさに仕事漬けの日々でした。こちらに来て、『あぁ、人生って仕事だけじゃないんだな』と当たり前のことに気づきました」
残業もなく、6時ぴったりに仕事が終わる生活に、「自分自身の生活を大切にしている」と感動した。
さて、もともと英語は大嫌いだった由起子さんがカナダに来ようと思ったのにはわけがある。
「仕事中、会社で英語が必要な状況になると、『誰か英語喋れる人いませんか?』と周りに訊いていたのですが、後輩に頼むこともあり、ちょっと情けなく感じたんです」
仕事を辞め、一念発起してやって来たバンクーバーの街。ESLで学んだあと、仕事の経験もしたいと、思い切って扉を叩いたのが、今働いている旅行会社である。
「前任の方が辞めたちょうどその日にレジュメを持って行って採用になりました。英語力にはまったく自信がなかったのですが、日本での経験を生かしたいと思い、トライしたんです。縁あって、ここで働くことができ、本当にラッキーだと思っています。何でも動いてみた方がいいんですね」
人生はまさに動いたもん勝ち。由起子さんのはつらつとした表情が、如実にそれを語っている。
(取材 西澤律子)
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