| 「楢山節考(The Ballad of
Narayama)」(1983年) |
出演:緒形拳、坂本スミ子、左とん平、あき竹城、他
山奥にある小さな村。そこでの生活は厳しい掟によって守られていた。そのひとつが、70歳になった老親を子が背負い、楢山に捨てるという決まり。老女りんもまた、息子の辰吉に負われて楢山へと向かう。りんは自分の務めを喜んで果たそうとするが、辰吉は悲しみを隠せない…。
姥捨てのほか、望まれない子供の売買、結婚は長男しか許されないため、一生を独身で過ごす次男以下の男達の性的欲望、食糧を盗んで生き埋めにされる家族など、村の暮らしがアクの強いタッチで描かれる。そこに、自然の厳しさや運命を受け入れるしかない人間の哀しみ、命の重みが浮き彫りにされる。パルムドール賞受賞作品。 |
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| 「エロ事師達より〜人類学入門(The
Pornographers)」(1966年) |
出演:小沢昭一、坂本スミコ、佐川啓子、他
大阪で活躍するエロ事師“スブやん”のコミカルな一代記。未亡人の春と関係を持ちながら、その娘・恵子にも目がいくスブやん。病に倒れた春と家族のため仕事に精を出すが、つい恵子に手を出してしまう。それを知った春は…。 |
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| 「赤い殺意(Intentions of
Murder)」(1964年) |
出演:西村晃、春川ますみ、露口茂、他
東北に住む平凡な主婦・貞子は、私生児のため夫に籍を入れてもらえず、内縁関係に甘んじ、夫や姑のいいなりの毎日だった。ある日貞子は、部屋に押し入ってきた男にレイプされる。自殺を考える貞子の前に再び男が現れ、彼女に恋心を打ち明ける。二人の関係が始まるが、立場がさらに危うくなると考えた貞子は、男の殺害を企てる。ブラックユーモアにあふれた作品。 |
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| 「盗まれた欲望(Stolen Desire)」(1958年) |
出演:長門裕之、南田洋子、滝沢修、他
監督デビュー作品。旅回りの一座と、そのなかに潜り込んだインテリの青年が繰り広げる珍騒動。同監督らしい人間臭さの漂う愛憎劇。 |
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| 「西銀座駅前(Nishi Ginza
Station)」(1958年) |
出演:柳沢真一、堀恭子、西村晃、山岡久乃、他
恐妻家・重太郎は、戦時中に南方で出会った女性が忘れられない。親友・浅田は浮気が一番の薬と、重太郎をけしかける。フランク永井のヒット曲がベースで、フランクも劇中に登場。 |
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| 「黒い雨(Black Rain)」(1989年) |
出演:田中好子、北村和夫、市原悦子、他
井伏鱒二の同名小説を映画化。広島で黒い雨を浴び、被爆した若い女性の運命と、周囲の人々の姿を描く。モノクロの画面で静かに淡々と語られる悲劇。同監督の他作品とはひと味違う作風となっている。 |
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| 「からゆきさん (Karayuki-san:The
Making of a Prostitute)」(1975年) |
出演:善道菊代
戦時中、数千人の貧しい日本女性達が、日本兵の相手をする“からゆきさん”として南方へ送られた…。歴史の闇に光を当て、今もマレーシアで貧しい暮らしを送る、ひとりのからゆきさんを追ったドキュメンタリー。 |
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| 「豚と軍艦(Pigs and Battleships)」(1961年) |
出演:長門裕之、吉村実子、南田洋子、丹波哲郎、他
戦後間もない横須賀ではヤクザ達が、米軍基地から出る残飯で豚を飼育し、甘い汁を吸っていた。チンピラ欣太もその一味で、更正を願う恋人・春子の言うことなど聞こうともしない。組織に翻弄される欣太に対し、春子は…。日本を米軍に寄生するヤクザに例え、戦後の日本社会を痛烈に批判する。 |
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| 「にっぽん昆虫記(The Insect
Woman)」(1963年) |
出演:左幸子、吉村実子、小沢昭一、長門裕之、他
東北の貧しい農家に、尻軽女の娘として生まれたとめ。精神障害を持つ父は、とめを自分の子と信じてかわいがり、とめも父と自分は夫婦だと思いながら育った。長じて女工となったとめは、工場長と関係を持ちやがて子供を産む。戦後、上京して外国人の女中から売春宿の女将になったとめは、客の唐沢とねんごろになり、自ら売春宿を経営するまでになった。そこで父と娘を呼び寄せようとするが…。戦後の激動の時代に、昆虫のように這いつくばって生き、転がり落ちていった女の軌跡を描く。 |
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| 「果しなき欲望(Endless
Desire)」(1958年) |
出演:長門裕之、中原早苗、渡辺美佐子、西村晃、小沢昭一、他
終戦時に軍医が埋めたモルヒネを探し、一攫千金を狙おうと集まった男女5人。欲に目がくらんだ人間の汚さ、愚劣さを描くサスペンスコメディ。 |
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