「思いっきりスノボーをしたかったのと、色々な国から来た人と深く話してみたくてワーホリ先を移民の国、カナダに選びました」
2006年6月よりカナダに滞在している千鶴さんはカナダを訪れた動機をそう語った。
歯科衛生士として4年間働いてきた千鶴さんは、ワーホリを利用して念願のカナダにやってきた。最初の三カ月はバンクーバーで語学学校に通い、9月からはバンフに移った。「はじめはホテルのハウスキーピングをしました。そして11月から5月一杯までサンシャイン・ビレッジのフードコートのキッチンで働きました」
英会話の実施も兼ねて仕事ができると思っていたが、お客さんの話す英語が早すぎて聞き取れなかったり、一生懸命英語で説明しても発音のせいで「もう、いいから」といわれたりと落ち込むこともあった。それでも丁寧な仕事振りが評価され日本人としての評判を保てたことが嬉しかったし、職場が暇な時には「スノー・ブレイク」がもらえてゲレンデに繰り出してスノボーを満喫した。
今年の6月から8月まで南米(ペルー、ボリビア、チリ、メキシコ)を旅行し、ペルーで乗馬の楽しみを知った。今回は観光ビザで再度カナダに滞在するのでファームステイなら就労ビザがいらないという理由もあり、サーモン・リバー地域のオーガニック・ファーム、「Roots & Greens Farm」にやってきた。この1カ月はファームを手伝い、週に2日はファーマーズ・マーケットで野菜を売っていた。「Wwoofというオーガニック・ファームステイの協会に登録し、12エーカーもあるファームで馬や家畜を飼い、野菜作りをしているこの家族が気に入って申請しました。ステイ先で供されるベジタリアン料理を食べたのは初めてでしたが、とてもおいしくて驚きました。この家族はみんなで力を合わせてファームを中心に暮らしていて、一緒に暮らしていて心温まりました」とポジティブなカナダでのファーム体験を語ってくれた。
千鶴さんはTOEIC の勉強をするために10月からバンクーバーで語学学校に通う。「日本に帰る前にカナダでの体験と英語力の上達を形にしたくて学校に通うことにしました」。カナダに来て視野が広がり、色々な体験を積んだ千鶴さん。日本での活躍が楽しみである。
(取材 北風かんな)
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