2007年6月14日 第24号 掲載

このページは、カナダをEnjoyしている留学生・ワーホリなど
短期滞在者を紹介しているコーナーです。



毎日の7kmジョギングが河野さんのストレス発散方法
河野みどりさん
大分県出身
ワークビザ 


 「この商品に惚れたんです!」そう笑顔で語ってくれたのは卸売り会社で働く河野みどりさん。彼女が惚れた商品とは『Original Canadian Syrup』だ。地中からそのまま吸い上げたメープルシロップは不純物がそのまま混入してしまう。その不純物をどうにかして削減することは出来ないだろうかという案の下考慮され開発されたのがこのシロップである。市場ではまだ珍しい製品だが彼女はその高いクオリティーを誇に思っている。
 
 『International Marketing Director』。それが河野さんのこの会社での肩書きだ。「今年の3月にカナダ人のオーナーと一緒に日本のフードショウに参加。日本の有名ホテルをまわり総料理長に当社の商品を使った料理のプレゼンテーションをし、自社の製品の魅力を伝えました。しかし日本では総料理長には製品の仕入れの決定権がなく、商談を成立させる為には多くの部署とのやりとりが必要なので大変でした」

 社内で唯一の日本人である河野さんはなんとまだ26歳、この若さでもう北米だけでなくメキシコ、豪州といった新市場を相手にしている。日本の大学を卒業後、バンクーバーのカレッジで専攻の経営学を2セメスター学んだ。滞在中に現在の会社のオーナーと出会い、製品の持つ独自性に魅了され、これから製品を日本に売り出していきたいというオーナーの意思に賛同。日本に戻り、昨年の1月にワーキングホリデーとして再渡加した。
 
 「市場開拓においての成功要素は営業の積み重ねだけでなく、そのときのタイミングや運でもあると思います。つまりどこにチャンスが転がっているか分からないということであり、そこにビジネスにおける面白みがあるのではと思います」

 カナダでビジネスの楽しみを発見した河野さん。日本や世界の人にこの製品を知ってもらいたいという強い思いを抱く彼女が、これから世界の市場で活躍していく姿がはっきりと目に浮かぶ。


(取材 村岡 清佳)