「今しかないと思いました。夢を夢のままにしたくなかったので」とカナダ留学を決意した理由を熱く語る水上さん。今は、自分自身でカフェを経営するという夢を実現するために、ダウンタウンのカフェで働きながら猛勉強をしている。
街でカフェを見つければ足を止めずにはいられないほど、カフェが大好きな水上さんは、カフェを自分で経営するという夢を持っており、カフェの本場であるアメリカやカナダでの生活に憧れていたが、自分の英語力に自信が持てずあきらめていた。しかし、友人のオーストラリア留学をきっかけに「憧れが一気に大きな目標へと変わった」という。
バンクーバーに来た当初は英語を話す人々に違和感を感じるほど、英語に慣れることができずにいたが、持ち前の明るさと行動力で念願であったカフェでの仕事を得た。「面接は辞書片手で受けました。本当によく雇ってくれましたよね」とはにかみながら当時を振り返る水上さん。水上さんのカフェに対する強い情熱と、親しみやすく、人を惹きつける性格が彼の強みであると同僚は語る。
「それぞれが自分のコーヒーメニューを持っているカナダ人を納得させるのは大変ですが、だからこそ、ここでの経験は他の何にも代えることができない貴重なものです。僕の作ったコーヒーをおいしそうに飲んでくれる姿を見ると幸せになります」とうれしそうに語る水上さんは来月、日本に帰国する予定だ。
「日本でもっと修行して、必ずカフェを経営したいです。お客様一人一人を大切にするカフェスタイルがモットーです」と楽しそうに未来の自分のカフェについて話す笑顔は自信に満ち溢れていた。
(取材 川島絵美)
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