2007年3月29日 第13号 掲載

このページは、カナダをEnjoyしている留学生・ワーホリなど
短期滞在者を紹介しているコーナーです。



マニング・パークで仕事帰りにスタッフと共に。左がレストランの制服姿の知子さん

猪川知子さん

マニング州立公園 (E.C. Manning Provincial Park)
 で住み込みのウェイトレス経験
猪川知子(いかわともこ)さん
ワーキングホリデービザ 


 「英語を教える仕事をしていきたいのですが、20代のうちにワーホリを体験したくてカナダに来ました」
 ハキハキと語る知子さんは、大学時代に英文学科で教職課程を取るかたわら、大学祭実行委員会の副委員長を務めたことからもリーダー・シップの資質が伺える。大学卒業後はワーホリ資金を貯めるために公立中学校の英語科非常勤講師として教壇に立ってきた。

 日本からカナダの留学エージェンシーに連絡し、3カ月間の英語ワーホリプログラムに参加。3カ月目に仕事を斡旋してもらう際、実際に人と関わりを持つ仕事を希望。

 ホープから車で1時間はかかるハイキングやキャンプが有名なマニング州立公園内で、カフェとレストランのウェイトレスの任務に就いた。友人に現地まで送ってもらった時、「こんな何もない所に人が住める所があるのかと不安になりました」というほど大自然の中にある職場だ。

 シフト制で仕事をして寮に帰っても50人の従業員数に対して2台しかないコンピューターはいつも列を作っていたし、もちろん携帯電話も通じない。まったく日本語を話す機会のない環境で言葉の壁を感じながらも英語力は上達していった。

 3カ月後に仕事を辞めた時にはスタッフから「また、ここに働きにくるんでしょう?」と尋ねられるほど受け入れられていた。

 バンクーバーに戻ってからは、日本の小学校英語教育に活かせる資格取得のため、6週間の児童英語教師養成コースを受講。これで帰国後の準備も整った。「日本に帰ったら1年間は民間の英会話学校で働いて、今度はオーストラリアへワーホリで行く資金を貯めようと思っています。勉強という枠を越えて楽しく英語を教えていきたいです」とこれからの抱負を語ってくれた。

(取材 北風かんな)