MAPLE 2006

2006年8月31日 第36号 掲載
 
週末の隠れ家!
BCフェリーで行く、ガルフ諸島、ガリアノ島、テティス島、シュメイナス


  バンクーバーのダウンタウンから、バスとBCフェリーを乗り継いで約2時間半で行けるガリアノ島、ホーシューベイよりBCフェリーで約1時間半、そのあと小さな渡し舟で10分、島全体がマリンパークになっているニューキャッスル島、バンクーバー島の街全体が壁画で彩られる街、シュメイナスよりBCフェリーで30分のテティス島。

メインランドとバンクーバー島の間に点在するガルフ諸島は、バンクーバーの喧騒より離れた格好の週末の隠れ家だ。夏も終わりに近づいているが、これからは静かな秋のシーズンが到来する。紅葉を楽しむも良し、行く夏を惜しむのもまた楽しい。

ガルフ諸島には、バンクーバーからはフェリーで行くのが一般的だが、一番のお奨めは、1週間程度を掛けてのんびりとヨットで廻ること。ヨットを持っていなくとも、経験と資格を持った方が居れば、ヨットをチャーターする事も可能だ。

バンクーバーのダウンタウンから、バスとBCフェリーを乗り継いで約2時間半で行けるガリアノ島、ホーシューベイよりBCフェリーで約1時間半、そのあと小さな渡し舟で10分、島全体がマリンパークになっているニューキャッスル島、バンクーバー島の街全体が壁画で彩られる街、シュメイナスよりBCフェリーで30分のテティス島。メインランドとバンクーバー島の間に点在するガルフ諸島は、バンクーバーの喧騒より離れた格好の週末の隠れ家だ。夏も終わりに近づいているが、これからは静かな秋のシーズンが到来する。紅葉を楽しむも良し、行く夏を惜しむのもまた楽しい。ガルフ諸島には、バンクーバーからはフェリーで行くのが一般的だが、一番のお奨めは、1週間程度を掛けてのんびりとヨットで廻ること。ヨットを持っていなくとも、経験と資格を持った方が居れば、ヨットをチャーターする事も可能だ。 


BCフェリーの水路、アクティブパス



ナナイモとニューキャッスル島、
島全部がマリンパーク、キャンプとハイキングに最適

 
 バンクーバーからナナイモへは、ダウンタウンからであれば、250番のバスに乗り終点のホーシューベイまで行き、そこからBCフェリーでデパーチャーベイまで、約1時間30分の小さな船旅、更にそこからバスでナナイモの街まで移動。

ナナイモの街は、小さな街で、港には多くのヨットが停泊し、時々、漁師さんが自分の船で、海老、蟹、サーモンなどをバンクーバーより安い値段で売っている。ニューキャッスル島へは、この港から出ている小さな渡し舟で10分。島全部がマリンパークになっていて、島の中にはハイキングコース、キャンプ場、シャワー施設も完備している。島にあるお店はコーヒーショップ1軒だけ。自然しかない何もない島だけれど、お気に入りのCDと本を持って行って何もせずに1日過ごすには最適な場所だ。潮騒の音と、海を越えて拭く心地よい風が気持ち良い。


ニューキャッスル島、沖合いよりマリンパークを望む


キャンプ場の施設も充実しているので、テントと食料を持って週末を過ごすには最適な場所かもしれない。バンクーバーから食料を持って行くのは大変という方でも、ナナイモの港には、徒歩圏内に大きなスーパーがあるので、そこでの調達も可能だ。



ニューキャッスル島海岸、シーカヤックに最適

 


ニューキャッスル島キャンプ場





シュメイナスとテティス島・クーパー島、 壁画の街と小さな島


 時間がある方にお奨めなのが、ナナイモより少し足を伸ばしてシュメイナスの街を歩き、BCフェリーでテティス島・クーパー島へ渡る旅。テティス島には、数軒のB&Bもあるのでここに泊まっても良いし、シュメイナスのB&Bに宿泊する1泊2日の旅はいかがだろうか。シュメイナスの街は、19世紀後半から20世紀初頭に掛けて製材業の街として活況をきたし日系人も多く住んでいた街であったが、製材業の衰退と共に1970年代には街の活力は失われ、存亡の危機に直面した。この街の危機を救ったアイデアが街にある多くの建物の壁面に街の歴史を初めとする壁画で飾ることだった。

 


先住民をモチーフにした壁画


シュメイナス、日系人のボーイスカウトリーダーの壁画


このアイデアによりシュメイナスの街には見事に33の壁画が描かれ、1983年には、「ニューヨーク繁華街復興賞」を受賞、今では年間50万人強の観光客が訪れる壁画の街として賑わっている。


シュメイナス、古き良き時代を表す壁画


シュメイナス、街の歴史を表す壁画



 街の歩道には、足跡のペイントがあり、これを辿れば街全体を廻れるように設定されている。このシュメイナスよりフェリーで30分、テティス島へ渡れば、手つかずの自然がそのまま残っている。車のある方は、30分も走れば島全部を廻れる位の小さな島だが、干潮の時には、手づかみで蟹が取れ、牡蠣も島のいたる所で取れる。


カキ(牡蠣)


テレグラフハーバーマリーナでは、オーナーの奥様手作りのパイや、手作りピザもサービスしてくれていて、バンクーバーでは味わえない素朴な美味しい味を楽しめる。シーカヤックを車に積んで行けばテティス島とクーパー島の狭い水路は格好のゲレンデだ。



テレグラフハーバーマリーナレストラン
テティス島


テレグラフハーバーマリーナ



シュメイナス、公園の水車モニュメント

 

 


ガリアノ島、手つかずの自然が残る隠れ家


 7月に大きな山火事が発生したガリアノ島。ここには、バンクーバー市内ダウンタウンからならば、パシフィックセントラルにある、PCLのバスデポよりバスに乗り、そのままBCフェリーのスタディーズベイ行に乗船するのが便利だ。ただし、ガリアノ島には、公共交通機関が無いので事前にタクシーを予約しておかないと、島に着いてからの足がない。ガリアノ島は、南北に細長い島で、車があれば島の南端にあるフェリー乗り場から、島の北端まで、40分もあれば行けてしまう。

 島には、4箇所の州立公園が点在し、その中でもモンタギューハーバー・マリンパークでは、オートキャンプ場なども完備し、また、海ではシーカヤック等のレンタル、スクール、またスクーターの貸し出しなどの設備もあり、一番のお奨めだ。


ガリアノ島、小さなダウンタウン


リトリート・コーブ、ガリアノ島



 予算に余裕がある方には、島の北端にあるボデガ・リッジキャビンを奨める。ログハウス作りの素敵なキャビンが22エーカーの敷地内に7棟点在する。キャビンは、3ベットルームの完全な家で、キッチン用品、食器類も完備しており、敷地内にはブラックベリー、リンゴの木なども自生していて摘むことも可能だ。何もないことがここまで心地良い場所は決してバンクーバーでは見つけられない。最低でも2泊、できれば1週間位滞在したい所だ。


モンタギューハーバーマリーナ、ガリアノ島


ボデガリッジキャビン、ガリアノ島



(取材 京谷昌美)

【問い合わせ先】
BCフェリー:http://www.bcferries.bc.ca/

テレグラフハーバーマリーナ:http://www.telegraphharbour.com
電話:1-800-246-6001

PCL:http://www.pacificcoach.com/
電話:604-662-7575

BC州立公園:http://www.env.gov.bc.ca/bcparks/ 

モンタギューハーバーマリーナ:http://www.montagueharbour.com/ 

ゴー・ガリアノタクシー:電話:250-539-0202

サンセイル(カナダ):http://www.sunsail.com/ 

ボデガ・リッジロッジ:ピークシーズン:2人で1キャビン使用$120/泊、大人1名追加に対して$25/泊、子供1名追加に対して$15/泊。
1キャビン7名〜9名まで宿泊可能。オフシーズンは別料金設定。www.bodegaridge.com

ヨットで廻るガルフ諸島に関して詳細を知りたい方は記者まで。info@vshinpo.com