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ここホワイトクリフは1993年にカナダで最初に海洋保護区と指定されたところで、どんな生物、植物も採取してはならないことになっている。そうして守られたこのエリアでは、カレエ、タラ、タコ、カニ、ナマコなど200種を超える生物が見られる。なかでも「サンフラワースターフィッシュ」と呼ばれる足のたくさんあるヒトデは珍しい種だが、ここでは嫌というほど存在する。そんな海中生物の豊富なことがダイバーをひきつける魅力となっている。
また海中はお椀のような地形になっており、湾内ではさほど深さはなく、海流の勢いも弱い。そうしたことから初心者ダイバーにとっては格好の練習場所であり、ダイビング講習を行う様子は日常的に見られる。ダイバーたちの話によれば、湾内を出ると海底が一気に30mまで落ち込み、さらに行くと「底なしの壁」と呼ばれる海深100m以上のところも現れてくるそうである。
一般の人は水際で遊んだり、ビーチで日向ぼっこを楽しんだりといった様子。ビーチに横たわる太い流木は格好の椅子になっている。取材当日は見られなかったが、岩場ではアザラシもよく日光浴をしているとか。もしアザラシを見ても絶対に触わってはいけない。「人の匂いが付いてしまうと、赤ちゃんアザラシは親に育ててもらえなくなってしまう」と、あるダイバーが教えてくれた。

ダイバー講習が盛んに行われている
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