MAPLE 2006

2006年5月4日 第19号 掲載
 
さあ、メジャーリーグを「体感」しよう!
シアトルマリナーズ観戦ツアー同行記


 陽光もすっかり春本番!いよいよこれからがメジャーリーグを最も楽しめる季節だ。今回はツアーランドトラベル主催の「シアトルマリナーズ観戦日帰りツアー」への同行取材を通じて、MLBをそしてマリナーズのGAMEをより楽しむためのTipsをお届けしてみたい。


 このツアーは、バンクーバーからシアトルマリナーズの本拠地、SAFECOフィールドまでの交通手段(快適なバス)、球場チケット(迫力が味わえる1階席)、そして幅広く情報を提供してくれるガイドさん…の必須三点セットから成り立つ、メジャーファンにとってはたまらなく魅力的なツアーだ。


●いざシアトルへ出発!

 当日はナイトゲームのため、HYATTホテルロビーに午前11時45分に集合。12時ジャストに出発となった(デーゲームの場合は早朝の出発となる場合もあり)。ツアーは総勢15名。車内では早速、ガイドの辺見さんがツアー行程の説明に加え、今日の試合の見所、SAFECOフィールドでの楽しみ方などを「伝授」してくれる。

ツアーメンバーのお目当てはやはりなんといっても、「イチロー+城島」デュオの活躍だ。奇しくも、この日はイチローが在籍していたオリックスの本拠地、神戸出身の方々と、城島が在籍していたソフトバンクの本拠地、福岡出身の方々が多勢を占め、車内は早くも応援談義にボルテージが上がる。「投手戦より打ち合いが見たい。う〜ん、それで最後はイチローか城島がHEROになってくれれば言うことなし!…」というのが皆さんのお望みの試合展開のようだった。



JTB日本語観光のバス

ナオコさん(左)、キョウコさん(右)、シノさん(中)の仲良し3人組

●国境通過〜アメリカ合衆国へ


 バスは順調にアメリカ合衆国との国境に到着。ここでは指紋押捺、顔写真撮影などのパスポートコントロールを受ける。土曜日の混雑で、やや待ち時間があったものの全員無事にパスポートにスタンプ〜VISA免除の許可をGET。

ここでも、ガイドの辺見さんが的確なサポート・指示をしてくれるので、プロセスはいたってスムーズ。それもこのツアーのメリットのひとつということが言える。ここからはルート5というFreewayをひたすら南下。走ること約 時間…、かなたにそびえるシアトルの摩天楼が視界に飛び込んでくる。ここ1カ月では最高の好天に恵まれたことも合わせ、気持ちは早くも緑が美しいフィールドへ飛んでいる。


マリナーズTシャツがお似合のマサミさん(右)とアキホさん(左)



●到着〜SAFECOフィールドぐる一周〜そしてプレーボール


  いよいよSAFECOフィールドに到着。ファンで溢れる球場周辺は早くも盛り上がりを見せている。バス専用駐車場からホームプレート側の入場口前へ移動。ここでツアーは自由行動となる。試合開始前の楽しみ方Tipsについては別欄を是非参照してほしい。とにかく、試合以外の部分でも目一杯楽しめるのがメジャー本場の球場なのだ。


ボールガールの女の子にサインするイチロー



 6時5分。素晴らしい歌声による国歌斉唱のあと、いよいよプレーボールだ。マリナーズの先発はギル・メッシュ、2003年には15勝をあげた実力の持ち主だ。ところが立ち上がり、ボールが定まらない…ストライクを取りにきたところをうまく狙われ、対戦相手デトロイト・タイガースの主軸ロドリゲスとオルドネスの連打で先制点を取られる。1回の裏、イチローからの反撃…しかしショートへのPOPフライ…2回、今日5番に入った城島も凡退。セクソン、イバネス、ベルトレなど、他のマリナーズの主力バッターも、タイガース先発の左腕ロバートソンのクセ球にタイミングが全く合わない。重苦しい雰囲気のまま試合は早くも終盤へ。7回の7THイニングストレッチで『Take me out to the ball game』を唄ったあと、いよいよマリナーズのラッキー7を迎える。そして無死一・二塁の絶好のチャンス到来! 四番セクソンが三振に倒れたあと、いよいよ城島登場。だが、あえなく併殺打となってしまい、8回にはタイガース・モンローに貴重なソロHRが出て結局終わってみればマリナーズは散発2安打でのシャットアウト負けとなってしまった。唯一の見せ場だったのは、3回と7回のイチローの守備。特に7回は城島への「Laser Beam」で相手走者をホームでさし、スタンドの大きな喝采を浴びた。


城島期待の第1打席

城島の活躍が楽しみ! チエミさん(右)とサトミさん(左)


 やや残念な試合結果ではあったが、ツアー参加メンバーの皆さんの顔は、沢山のお土産とともに満足そう。
「大人も子供も一緒に楽しんでいる雰囲気が好き」「鳴り物のない、拍手と声援だけの応援でもこれだけエキサイトできるなんて…とても新鮮でした」「ファンへのサービスがとても工夫されている」「フィールドと観客席を隔てるネットがないので、プレーヤーとの一体感を味わえる」などなどの感想を思い思いに語ってくれた。帰路のバスからはシアトルダウンタウンの夜景や、また山並みに入ると星空がきれいに見え、ちょっと得した気分に…。ほぼ予定通リの時刻にバンクーバーダウンタウンへ戻り、ツアーは無事解散となった。個人でチケット手配をして車で行くオプションに比べ、帰りの運転を気にしなくてよいことや、ナイスビューな座席が年間を通じて確実にリザーブされていることを考えれば、ほんとうにお得なツアーであることを再認識した。



SAFECOフィールドを充分楽しむ!
「お約束」完全マニュアル



アクション@:ホームプレートからレフト側にかけての球場壁面にはマリナーズ選手の写真がある。
ここでの記念撮影は「お約束」だ。人気はやはりイチローと城島。


城島と記念撮影

アクションA:撮影後はTEAMストアでのショッピング。
人気選手の背番号をあしらったTシャツ、オフィシャルキャップ、バブルヘッド人形、キーホルダー、ポスター、写真集など、品揃えにはきっと「悩むくらい」に満足するはず。
 

アクションB:ショッピングを終えたら、レフト側ブルペンへ。先発投手のWARM UPは試合開始15分〜20分前に行われる。城島がほとんど相手をするので、間近で写真を撮る絶好のチャンス! 
(注意:ただしサインをリクエストすることは禁じられている。)

アクションC:球場に入ったら、なぜか無性にボールが投げたくなった!というひとには…ブルペン近くにある球速スピードガン測定にチャレンジしてみては?
 
アクションD:チャリティに一役!
  マリナーズのチーム方針に則りSAFECOフィールド内には様々なチャリティ活動のブースがある。またセンターバックスクリーン近辺には、可愛い噴水があり、ここへ投げ込まれるコインは全てチルドレンズホスピタルへのDONATIONにあてられる。再訪をお願いして、あなたもコインを投じてみては?

チルドレンズホスピタル献金の噴水
アクションE:さあ、腹ごしらえ!〜SAFECOフィールド・グルメ情報
 同球場のFOOD&DRINKはマルチカルチャー都市シアトルに相応しく、定番のホットドッグ以外に、様々な食べ物・飲み物を提供してくれる。まずは寿司…お馴染みのイチロールはホームプレート後方にスタンドあり。また地元でSEAFOODの老舗として知られるIvar'sレストランも超人気のスポット。寒い夜にピッタリのクラムチャウダーやサーモンDOG、フィッシュ&チップスなどがおすすめ。さらにはBBQ風に味付けされたポークやチキンをサンドしたボリュームたっぷりのサンドイッチ、またオープン以来の名物、ガーリック・フレンチフライなどが人気メニューだ。飲み物では、さすが地元だけあって、コーヒーはスターバックスが提供。またシアトルで最もポピュラーな地ビール、「REDHOOK」などがTapから楽しめる。


SeaFoodの老舗「Ivar's」

(記事・取材 岡本達也)

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