朝7時、ダウンタウンのホテルをJTB専用大型バスで出発。トワッセンのフェリー乗り場まで約30分、ガイド歴20年のベテラン三木さんが車窓から見える街並みや木々の名前を説明してくれる。少々の雨模様だが、ビクトリアはアメリカ大陸の山々の影響で、降水量が少なく、晴天が多い。期待を込めて、小型車なら400台も積載できるという1万2000トン級のフェリーに乗り込む。運が良ければアザラシやラッコ、季節によってはサーモンを追ってきたシャチが海面に見られるという。そんなジョージア海峡を1時間半。いよいよ到着。

アーチがトレード・マークのミッション・ヒル・ワイナリー |
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| ◆パステル画のような春の花々は、
超ロマンチック! |
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ハイウェイを走り、ネイティブ居住区を抜けてブッチャート・ガーデンを目指す。

ブッチャード・ガーデンのベスト景観ポイント、サンケン・ガーデン |
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ネイティブ居住区は、広大な自然と共に、伝統的な絵が壁面に設えられたハイスクールや、独特の住宅が立ち並び、なかなかおもしろい。そしてバスは、セメント工場で財を成したブッチャード家邸宅跡地である、ブッチャート・ガーデンに入場。駐車場もすでに花でいっぱいだ。今はチューリップ、ヒヤシンス、忘れな草、ヒナギク、水仙が見どころ。淡い色と可憐な春の花は、ついつい乙女チックな気持ちにさせられる。ガイドの三木さんは、歩く植物図鑑である。それにしても、花の名はどうしてこうも詩的で美しいだろう。“Forget-me-not”、忘れな草の英名だ。ぜひ、ラブレターの結びの語に・・・。
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| ◆木々も美しい庭園では、イベント各種も開催
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庭園内には、花だけでなく、木々も多い。大きなポプラは、セメント工場の煙突の目隠しのために植樹された。百日紅(サルスベリ)の一種である、アビュータスも美しい。これから夏にかけては、珍しい“ハンカチの木”の花が見られるそうだ。日本の皇室から贈られた桜も元気に育っている。広大で美しい芝の上に満開の桜の木。ここで花見の宴席が設けられたら・・・と思うのは、大和魂故か。庭園は60名のスタッフによって1年中整備され、夏にはバラ園が目玉となる。季節ごとのイベントも見逃せない。春のイースターにはウサギの置物が随所に置かれ、全部見つけられたら景品がもらえる“バニー・ハント”や、花火、冬のクリスマス・イルミネーションなど、常時なにかしらの催し物が行なわれているので要チェック!

ブッチャード・ガーデンでは、イースターのバニー・ハント・イベントが行われていた |
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| ◆海辺をドライブ観光、豪華ランチでお腹も満足!
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バスは一路、マイル・ゼロ地点を目指す。途中、ビクトリアのビバリーヒルズ、アップランドを通る、オーシャンビューのすてきなドライブコースだ。ボールが池ポチャならぬ、海ポチャしそうなゴルフコースがあったり、優雅な隠居生活をしのばせる風景が連なって溜息。バスでの最終観光スポットは、国道1号線の出発地点であり、我らがテリー・フォックスのカナダ横断スタート地点のマイル・ゼロ地点。昨年がテリー・フォックスの25周年記念だったため、新たに立派なテリー像が落成されていた。
そろそろ飢餓感に耐えられなくなった一行は、インナーハーバー近くのホテルで、豪華ランチをいただく。シーフードたっぷりのクレ
ープに、食後には嬉しいプリンが登場。完食後は市内自由行動だ。

マイル・ゼロ地点。後方にはテリー・フォックス像がそびえる |
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| ◆インナーハーバー周辺は見どころ満載
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ビクトリアのダウンタウンは、英国植民地時代の面影がたっぷりの趣ある街並み。おなじみ州議事堂は内装も美しく、ツタの絡まるフェアモント・エンプレス・ホテルは、まるで古城のよう。アフタヌーンティー($36要予約)が有名だが、日帰りの身には残念ながら時間が足りない。ここはホテル内の紅茶専門店で芳しいお茶を買ってよしとしよう。同ホテルと州議事堂の間に位置するのがロイヤルBC博物館。BC州にまつわる歴史博物館である。この日は入り口のホールに、亡きジョン・レノンが特注した1965年製のロールスロイス“イエローサブマリン号”が展示されていた。裏に回ると、たくさんのアンティーク・トーテムポールが展示されており、こちらも見ごたえがある。

ロイヤルBC博物館の裏手にはトーテムポールが立ち並ぶ |
イエローサブマリン号。1966年当時にWベッド・冷蔵庫・電話・ステレオが車内に搭載されていた!
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| ◆ガバメント通りで女王専用の紅茶を
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ガバメント通りを北上すると、英国調のたたずまいのショッピング街が現れる。その一画、ベイ・デパートの裏手に、紅茶専門店『MURCHIE'S』本店がある。エリザベス女王専用の紅茶や、バンクーバー店では手に入らない種類の紅茶も取り揃えており、店内でサンドイッチやキッシュなどの軽食と一緒に味わうのもいいし、アフタヌーンティーも楽しめる(2時〜4時まで$24.95)。挽き立ての香りがうっとりするほど芳醇な、同店のコーヒーもまた見逃してはならない。
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紅茶専門店MURCHE'S本店は、1894年の創業 |
アクティビティはいろいろあるが、意外に楽しめるのがエンプレスホテルの北側にある『ミニチュア・ワールド』。かわいいドールハウスや、ミニ鉄道が走るファンタジーランドで童心に帰って楽しんでみては($9)。

インナーハーバーを囲む、エンプレスホテル、州立博物館、州議事堂(左から) |
(文・藍智子/写真・菊池友理/取材協力・JTBインターナショナルカナダ)
| JTB日本語観光デスク
■住所:フェアマント. ホテルバンクーバー地下1階
(ジョージア@バラード・ストリート)
JTBラウンジ
■電話:604-681-5374
■営業:9:00〜18:00 年中無休
■ウェブ:http://www.jtb.ca/
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同様のツアーは各旅行会社でも取扱っています。
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