グリーンカップソフトボール大会 2006

2006年10月12日 第42号 掲載
 
第28回バンクーバー新報グリーンカップソフトボール大会
大会第5日目!
決勝はヤマト・トレーディング対ログ・ビルダーズ!
2年連続同カード、ヤマト・トレーディングの10連覇なるか?
それともログ・ビルダーズが去年の雪辱なるか?
 昨晩から降り始めた雨が少し残る中、ニューウェストミンスターのムーディ・パークにおいて、この日、決勝トーナメントの1回戦と2回戦の4試合が行われた。熾烈な予選リーグを勝ち抜いてきた上位6チームが集結。秋の肌寒さも吹き飛ばすかのように、昼前から天気も回復し、気温もゲームの進行と共に上昇。熱い戦いが展開された。
 

 

決勝トーナメント1回戦
第1試合: サスコ・タイガース 5対13  Ya! Cube

 予選リーグを4位のYa! Cubeと、5位のサスコ・タイガースが対戦。肌寒い朝一番の試合にもかかわらず、両チームの選手は気合い充分。まずは一回、サスコ・タイガースは犠牲フライで1点を先制する。しかしYa! Cubeはその裏、ウェスト選手、マツマル選手の連続ホームランなどで、3点を入れ逆転に成功。二回のサスコ・タイガースはシマ選手のホームランで1点を返すと、Ya! Cubeもその裏、タムラ選手のランニングホームランが飛び出し、2点を追加する。

 

 

 

 



四回表に1点差まで詰め寄られるYa! Cubeだが、その裏には、ウラタ選手が2点ホームランやエラーのランナーをヒットで帰すなど、この回4点を入れ、サスコ・タイガースを突き放す。続く五回、連続ヒットから、ウェスト選手がこの日2本目のホームランを放つなど4点を追加してリードを9点とする。そして最終回、後がないサスコ・タイガースはマイク選手がソロホームランで1点を返すが、五回から登板のナカジマ選手に後続を断たれ、残念ながら2回戦進出はならなかった。


 

 

 

 

 

第2試合:アラシ 11対4 ブルー・サンダー

 決勝トーナメント1回戦の2試合目は、予選リーグ3位のブルー・サンダーと6位のアラシの対戦。アラシは一回、先頭打者のフォング選手の三塁打を皮切りに、四球とヒットで先制すると、制球が乱れるイリエ選手の連続押し出し四球などで4点を入れる。さらに二回にはエラーと長短打で2点を追加、三回にも2アウトから4連打で3点を追加する。



 

 

 

 

 



一方のブルー・サンダーは一回裏にグンジ選手のソロホームラン、三回に、3連打と犠牲フライで2点を返し、三回を終わってアラシはリードを6点とする。これ以上の失点は許されないブルー・サンダーだったが、アラシに五回連続ヒットで2点を追加され、なかなか差を縮めることができない。最終回に犠牲フライで1点を返すものの、反撃もここまで。アラシは、初の4強で、悲願の決勝進出に向けて大きな勝利をものにした。一方、チーム結成以来、4強入りを果たしていたブルー・サンダーは、予選リーグの最終戦で劇的な結末で決勝トーナメントに進出したものの、今年は初めて決勝トーナメント1回戦で涙をのんだ。ブルー・サンダーのイリエ監督は「残念でしたが、また来年頑張ります」と来年の巻き返しを誓う言葉を残してくれた。




 

 

 

 

 

 



決勝トーナメント2回戦
第3試合:Ya! Cube 3対18 ヤマト・トレーディング

 この日の第1試合でサスコ・タイガースを破り、2回戦に駒を進めたYa! Cubeと、予選リーグを圧倒的な強さで1位通過を果たしたヤマト・トレーディングが対戦。この両チームは、予選リーグでもすでに対戦。ヤマト・トレーディングが21対6でコールド勝ち、Ya! Cubeにとっては、雪辱戦となる試合であった。そのYa! Cubeは一回、1塁3塁から内野ゴロの間に1点を先制する。

しかしその裏、ヤマト・トレーディングはヒットと四球で2点を入れ逆転に成功すると、現在個人タイトル3部門で1位のペッパー選手が満塁ホームラン、その後もナカモト選手が3点ホームランで、この回8点を奪う。二回こそ無得点で終わったが、三回、ナカモト選手、ワシ選手のホームランで5点を追加。さらに四回には、再びナカモト選手がこの試合3本目のホームラン、ワシ選手も2打席連続ホームラン、そしてペッパー選手もこの試合2本目と、ホームラン攻勢で着実に得点を加えていく。Ya! Cubeは、四回に四球とヒットで2点を返すものの、五回表の反撃のチャンスを痛恨の併殺打で得点できず、結局15点差のコールド負け。2年ぶりの決勝進出を逃した。一方のヤマト・トレーディングは10連覇に大手をかけた。


 

 

 

 

 

 

 

第4試合:アラシ 7対11 ログ・ビルダーズ

 2年連続決勝進出を目指すログ・ビルダーズと、この日の2試合目にブルー・サンダーを破り、2回戦に進出したアラシが対戦。アラシは一回、ログ・ビルダーズのピッチャー、ホッタ選手の立ち上がりを攻め、ヒットを重ねて3点をリードする。その裏のログ・ビルダーズは四球とヒットのランナーを置いて、ニシオ選手がタイムリーヒットを打つと、ツチヤ選手にも2点タイムリーヒットが出て、同点に追いつく。

 

 

 

 

 



ログ・ビルダーズは続く二回、予選リーグで押さえ込まれたアラシのピッチャー、ヤノ選手を捕らえ、サカイ選手の3点3塁打など、打者一巡の猛攻で5点を追加し、リードを広げる。三回にも1点を追加し、勢いにのるログ・ビルダーズは、投げてもホッタ選手が二回以降安定した投球を見せ、アラシ打線を0点に抑える。そして8点差をつけて迎えた最終回、後がないアラシは、ツーアウトをとられ、万事休すかと思われたが、上位打線の連続ヒットなどで、4点を返し、4点差まで縮め、意地をみせる。それでも得点差を縮め切れず反撃もここまで。ログ・ビルダーズが2年連続で決勝進出を果たした。負けたアラシは、Ya! Cubeと3位の座を争う。


チーム一丸で優勝を目指すログ・ビルダーズ

 

 

 

 

 

 

 

 いよいよ、次週が最終日、2年連続して同じカードで、ヤマト・トレーディングとログ・ビルダーズが対戦する。昨年は夕暮れにより時間短縮で行われた決勝戦。負けたログ・ビルダーズにとっては、悔いが残る敗戦ということもあり、より優勝にかける思いは大きい。しかし強打でこれまで勝ち抜いてきたヤマト・トレーディングも10連覇という偉業をかけて、決勝戦を迎える。ヤマト・トレーディングのタナカ監督は「これまで最高のチームワークで、たくさん得点をとってくれた。あと1勝で10連覇、これを達成できれば、何も言うことはありません」と、次の試合への思いを語ってくれた。一方のログ・ビルダーズも応援団も含めたチームの団結力で、悲願の優勝を狙う。

(取材 大津彰久)



予選リーグ5日目試合結果 10月8日(日曜日)
決勝トーナメント1回戦
第1試合 サスコ・タイガース 
Ya! Cube
5
13

第2試合 

アラシ 
ブルー・サンダー
11
4
決勝トーナメント2回戦
第3試合  Ya! Cube 
ヤマト・トレーディング
3
18
第4試合 

アラシ
ログ・ビルダーズ

7
11

予選リーグ6日目(10月15日)試合スケジュール
<3位決定戦>
第1試合 10:00AM Ya! Cube 対 アラシ

<決勝戦>
第2試合 12:00PM  ヤマト・トレーディング 対 ログ・ビルダーズ

 

個人成績表(10月8日現在)
<打率>
(最低10打席以上を対象)

選手名 チーム 打率
1
S.ペッパー ヤマト・トレーディング 0.800
2
K.ハギワラ ログ・ビルダーズ 0.786
3
K.サカイ サーティーズ・フォーエバー 0.778
4
V.フォング アラシ 0.769
5
T.コマバ カンパリックス 0.750
5
K.ヒラキダ サスコ・タイガース 0.750
7
B.イワミ ランバー・ワン 0.727
8
T.ムカイ ヤマト・トレーディング 0.706
9
B.ナカモト ヤマト・トレーディング 0.684
9
M.バーバー ヤマト・トレーディング 0.684

           

<防御率>(最低15イニング以上を対象)
選手名 チーム 防御率
1
S.ペッパー ヤマト・トレーディング 4.200
2
M.ハシモト Ya! Cube 7.000
3
W.ノムラ アラシ 8.105
4
T.ウチダ サーティーズ・フォーエバー 8.842
5
Y.イリエ ブルー・サンダー 8.909
6
K.ホッタ ログ・ビルダーズ 10.818
7
A.キタガワ サスコ・タイガース 12.765
8
M.ワタナベ ランバー・ワン 13.067
9
D.ヤマモト TRIBALs 19.333


<打点>
選手名 チーム 打点
1
S.ペッパー ヤマト・トレーディング 19
1
M.バーバー ヤマト・トレーディング 19
3
B.ナカモト ヤマト・トレーディング 16
4
Y.マツマル Ya! Cube 15
5
R.スギヤマ ログ・ビルダーズ 14
6
C.ウェスト Ya! Cube 12
6
M.ワタナベ ランバー・ワン 12
6
S.ワシ ヤマト・トレーディング 12
9
Y.ナカシマ アラシ 9
9
T.ムカイ ヤマト・トレーディング 9


<ホームラン>
選手名 チーム HR
1
S.ペッパー ヤマト・トレーディング 8
2
M.バーバー ヤマト・トレーディング 5
2
B.ナカモト ヤマト・トレーディング 5
4
C.ウェスト Ya! Cube 3
4
R.スギヤマ ログ・ビルダーズ 3
4
K.サカイ サーティーズ・フォーエバー 3
4
K.クボイ TRIBALs 3