グリーンカップソフトボール大会 2006

2006年9月28日 第40号 掲載
 
第28回バンクーバー新報グリーンカップソフトボール大会
大会第3日目!
秋晴れの中、白熱した好ゲームが続く!
 小雨がぱらついた先週とは、うって変わって晴天に恵まれた、インディアン・サマーの9月最後の日曜日。この日はプレーオフを目指して予選リーグ5試合が、ニューウェストミンスターのムーディ・パークで行われた。この日の試合の結果によっては、プレーオフ進出がかかる試合もあり、激戦が繰り広げられた。中でも第2試合に行われた、ブルー・サンダー対サーティーズ・フォーエバーのプレーオフをかけての戦いは、ドラマティックな幕切れとなり、大会史に残る名勝負を見せてくれた。これからも筋書きのないドラマはまだまだ続く…。            (取材 大津彰久)
 

勝利の瞬間、喜び合うブルー・サンダーの選手たち

 

第1試合: TGオールスターズ 4対23 ヤマト・トレーディング

 大会初勝利を目指すTGオールスターズが、大会9連覇中のヤマト・トレーディングに挑戦。試合は、初回からヤマト・トレーディングの打線が爆発。ペパー選手の3点ホームランなどで7点を先制し、大会ルールにより、攻守交代。その後もTG オールスターズのピッチャー、トリイ選手をとらえ、二回、三回にも7点ずつ追加し、ワンサイドゲームの様相となる。五回の表にTGオールスターズはホソカワ選手、アダチ選手の連続ホームランで4点を返すが、反撃もここまで。後続を断ち切ったヤマト・トレーディングは、これで3試合連続のコールド勝ちを収め、10連覇に向けて大きく前進した。


投打に活躍のヤマト・トレーディングのペパー選手


この日も豪快にホームランを放った
ヤマト・トレーディングのT.ムカイ選手


 

 

 

 

 

第2試合:ブルー・サンダー 8対7 サーティーズ・フォーエバー

 4チーム全てが1勝1敗で並んだグループC。この試合に勝ったチームがプレーオフ進出するとあって、両チームとも、いつもより気合いが入る。序盤は投手戦となり、両チーム無得点で試合が進む。そして三回裏のサーティーズ・フォーエバーの攻撃。1アウト満塁のチャンスにサカイ選手の三遊間を破るタイムリーでようやく先制すると、その後も犠牲フライで、この回2点をとる。一方のブルー・サンダーも四回表、1アウト1、2塁からトクギ選手の2点タイムリーで同点とすると、続く五回表、連続ヒットで一気に5点を奪い、逆転に成功する。しかしサーティーズ・フォーエバーもその裏、犠牲フライなどで4点を返し、1点差まで縮める。そして迎えた最終回、ブルー・サンダーはイリエ選手が満塁から押し出しの四球を選び、リードを2点差とし、最後の守備に入る。後がないサーティーズ・フォーエバーは、この回から登板したM.ムカイ選手から4者連続ヒットを放ち、1点を返す。さらに1アウト満塁と一打逆転サヨナラ勝ちのチャンスを迎える。そして全員が注目したミネギシ選手の打球はレフトフライとなり、2アウト。そして三塁のランナーがタッチアップし、同点を狙うが、レフトのキタヤマ選手の矢のような送球がキャッチャーに渡り、アウトで試合終了。激戦を制したブルー・サンダーがなんとか逃げ切り、見事プレーオフ進出を決めた。試合後、両チームともに「しんどかったけど、いい試合ができてよかった。本当に楽しかった」と満足そうにコメントした。


試合中も、元気いっぱいの
サーティーズ・フォーエバー、サエキ選手

 

 

 

 

 

 



第3試合:TGオールスターズ 9対0 TRIBALs

 この日、ダブルヘッダーで2試合目となるTGオールスターズがTRIBALsと対戦。先制点がほしいTGオールスターズは、一回、四球で出た走者をフジモリ選手のタイムリーヒットで先制。続く三回にも連続ヒットで2点を追加したTGオールスターズは、四回にはスミノ選手のランニングホームランも飛び出し、さらに3点を加える。勢いにのるTGオールスターズは五回、六回にも小刻みに追加点でリードを広げる。一方のTRIBALsは、ヒットは出るものの、得点には結びつかず、大会ルールで禁止されているホームベースを踏んでしまったり、キャッチャーへの守備妨害をとられるなどの不運も重なり、無得点に抑えられてしまった。昨年からこの大会に参加して以来初勝利となったTGオールスターズのウシジマ選手は「2年越しの初勝利は本当に嬉しいです。しかも完封勝利ができて、まさに、みんなでつかんだ勝利です」と満面の笑みで答えてくれた。



初勝利を挙げ、応援席に一礼するTGオールスターズ

 

 

 

 

 

 

 

第4試合:アラシ 10対2 ログ・ビルダーズ

 この試合に勝たないとプレーオフ進出が難しくなるアラシは、ポジションを大幅に替えてログ・ビルダーズ戦に挑む。すでに2勝し、得失点差も余裕のあるログ・ビルダーズは、この試合も勝って、楽々プレーオフ進出を決めたいところだったが、アラシのピッチャー、ヤノ選手がその前に立ちはだかる。急速はそれほど早くないものの、「なぜ打てないのかわからない」との言葉通り、ログ・ビルダーズ打線は凡打の山を築く。打線をつなげるのが自慢のログ・ビルダーズは、逆にヒットがつながらず、一回と四回に1点ずつ入れるだけにとどまった。一方のアラシは、一回、連続四球と相手のエラー、そして連続ヒットなどで、4点を先制すると、二回にもヒットと犠牲フライで4点を追加、三回にはノムラ選手に2点ホームランがとびだし、リードを広げる。ログ・ビルダーズは、四回からはピッチャー、ホッタ選手がなんとか0点に抑え追加点を許さないものの、最後までヤノ選手をうち崩せず、10対2で負けた。勝敗で並んだが、得失点差でアラシを上回ったログ・ビルダーズがグループBで、まずはプレーオフ進出を果たした。一方のアラシのプレーオフ進出は、次週のランバー・ワン対カンパリックスの試合結果次第となった。


円陣を組むログ・ビルダーズ


好投する、アラシのヤノ選手

 

 

 

 

 

 

 

第5試合:マイティ・マックス 5対13 Ya! Cube

 この日、最後の試合となったマイティ・マックスと Ya! Cubeの対戦。初回を0点に抑えたYa! Cubeは、その裏、3連続ヒットで1点を先制。しかし二回表、マイティ・マックスは、ニシザワ選手のタイムリーヒットで、すかさず同点にすると、続く三回、ヒットと四球の走者を置いて、ウチヤマ選手にタイムリーヒットが出て逆転に成功。四回にも1点を追加し、2点差をつけたマイティ・マックスだが、好投していたクボ選手が四回、Ya! Cube打線につかまる。1アウト満塁からマツマル選手がスリーベースヒットによる3点を含めた計6点を返し、Ya! Cubeが一気に逆転。五回にマイティ・マックスはヤマモト選手のツーベースヒットで2点を返し、意地を見せるものの、試合終了時間がせまった六回、この回を早く抑えて七回の攻撃にかけたいマイティ・マックスだったが、Ya! Cubeは、ウラタ選手、マツイ選手の連続ホームランなど、打線が爆発し、大量6点を取った時点で時間切れ試合終了となった。

 



 

 

 

 

 

 

 


チーム紹介そのB


ブルー・サンダー

サーティーズ・フォーエバー
 

予選リーグ3日目試合結果 9月24日(日曜日)
第1試合
TGオールスターズ 
ヤマト・トレーディング 
4
23

第2試合 

ブルー・サンダー 
サーティーズ・フォーエバー
8
7
第3試合  TGオールスターズ 
TRIBALs
9
0
第4試合 

アラシ
ログ・ビルダーズ

10
2
第5試合 

マイティ・マックス
Ya! Cube

5
13

予選リーグ4日目(10月1日)試合スケジュール
第1試合 9:00AM ランバー・ワン 対 カンパリックス
第2試合 10:45AM マイティ・マックス 対 TGオールスターズ
第3試合 12:45PM TRIBALs 対 Ya! Cube
第4試合 2:30PM ヤマト・トレーディング 対 マイティ・マックス
第5試合 4:15PM サスコ・タイガース 対 イエールタウンズ