2006年10月19日 第43号 掲載

このページは、カナダをEnjoyしている留学生・ワーホリなど
短期滞在者を紹介しているコーナーです。


森下加那子さん
愛知県出身
学生ビザ 


 豊田市に生まれ多数の外国人労働者がまわりにいたせいか、幼い頃から自然に英語に興味を持っていたという森下加那子さん。去年の9月に留学生としてカナダへやってきた。

 森下さんは生徒の5割が留学生である立命館アジア太平洋大学の4回生である。将来、国際交流に関わる仕事がしたいという彼女は、大学で英語が日常的に飛び交っているという環境ではあったが、何か物足りなさを感じ、将来の夢に向け自分に何ができるかを考えたと言う。

 「大学で英語は話せましたが十分じゃなかった。挑戦したかったんですよね」と語る森下さん。そこで注目したのが、多文化国家として成功しているカナダへの留学だったそうだ。「異なる文化を持つ人と人とがどのように交流し、関係を築いているのかを身をもって体験したかった」という。

 カナダで過ごした1年目について尋ねると、「ここに来た理由だけは忘れず、がむしゃらに頑張りました」と語る森下さん。がむしゃらに頑張って手に入れたひとつのチャンスがコープである。コープとは日本でいうインターンシップのようなものだ。月曜日から金曜日まで、日系の会社で異文化マネージメントに携わっている。日本のそれとは異なり、かなりのハードワークのようだ。しかしそんななかでも「毎日感じることがあり、文化交流についての生の声も聞ける」と常に学ぶ姿勢を忘れない。

 森下さんは今年の12月に帰国予定だ。「将来は見えないほうがおもしろい」という彼女の言葉のように、残りの4カ月、前向きにカナダという国を楽しんでほしいものだ。

(取材 笠井美希)