2年前の2003年の9月に来加した越智さん。高校卒業後、自動車メーカーに10年間勤めた後の決断だった。
きっかけは以前に1カ月の休暇を取ってオーストラリアへバックパックの旅をしたこと。
「まったく英語はできませんでしたが英和辞書を片手に回りました。あぁこんな世界があるんだなぁって」
それから海外への思いをずっと温めてきたのだという。
現在、「通訳・翻訳コース」のインターンシップ中。だが当初は自分の名前を言えないくらい英語ができなかったのだという。
1年間のESL通いで最低レベルから最後にはアドバンスへ。その努力は並み大抵のことではなかったに違いない。
「最初の1年間は日本語を一切喋らなかったんです」
ESLでは日本人の友人は3人ぐらいしかいなかったそうだ。
「今でも、彼等は僕が日本語で喋ると気持ち悪い、って言います(笑)」
子供の頃から勉強が嫌いで、興味のないことは一切しないという越智さん。だが自分の興味を持ったことへの取り組み方、物ごとを貫く意志は人一倍堅い。
そんな彼が新たにチャレンジするのが「記者」という仕事。2年間の留学を終えてもうすぐ帰国するが東京でトライするそうだ。
いつも、出会うこと、出会う人から何かを学びとろうとする越智さん。英語も日本語も喋ることのできるバイリンガルな記者として活躍するに違いない。
(取材 吉川友恵)
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