「英語の勉強というより、現地の暮らしをしてみたかった」という仲島さんはふんわりとした明るい笑顔が印象的な人だ。現在はミッションの知り合いの家に滞在し、ダウンタウンの花屋に勤めている。ミッションからダウンタウンまでは「ウエストコースト・エキスプレス」で約1時間。距離もさることながら
カ月250ドルのコストがかかる。そこを彼女は”ひょい“と飛び越える離れ業をやってのけている。「行きと帰りの電車の中で『コーヒー売り』をしているんです」。これで250ドルの定期代が無料になる上に
時間9ドルのお小遣いも手に入るという。
かなりのハードワークのはずだが「毎日が変化に富んで面白い、もっと 日が長かったらと思います」と彼女。花屋の仕事もやりがいがあるという。
「日本でも5年ほど花屋さんに勤めていたんですが、こちらで勤めているところはウェディングや、大きなホテルのエントランスの花もしていて凄く勉強になるんです」
花屋の仕事は12月最初でいったん終了したそうだが、「花」の仕事にはいつでも関わっていたい、と彼女。
「花を買いに来るお客さんが、花と接する間、日頃のストレスを忘れて和やかに話されるのを見て自分もうきうきして来るんです」
いろんなことに興味があるという仲島さん。カナダのワーキングホリデーが終了した後はオーストラリアやドイツにも行ってみたいと意欲的だ。
カナダへは留学代理店も通さず、持ち金もわずかでやってきたが、生活は軌道にのってきた。色んな人に助けられて自分はラッキーだった、という彼女。
いつも自然体で周囲の人をほっと安心させられる仲島さんだからこそだと思った。
(取材 吉川友恵)
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