「25歳までに海外で英語を勉強しようと決めていたんです」とカナダに来たきっかけを語った美鈴さん。高校卒業後は飲食店に就職し、マネージャーとして働いているうちに6年間が経っていた。24歳になり、自分が海外で勉強しようと決めていた時期が迫ってきた。仕事は順調だったので、そのまま勤め続けるかどうか迷ったという。「仕事は留学から帰ってきてからでもできるから、とにかく、25歳までに日本を出てみようとカナダ行きを決行しました」
仕事柄、食べ物には好奇心旺盛。留学先のバンクーバーでは安くて美味しい他国籍の料理が食べられることが嬉しかったという。「今まで日本では値段が高かったりして食べる機会がなかった外国料理にトライしてみました。シンガポール、タイ、グリーク等、それぞれ独特な味付けでした」と異文化体験の楽しさを語る。
半年間のキング・ジョージ・インターナショナル・カレッジでの英語の勉強は思ったより厳しかった。「外国の方が時間にいいかげんかと思ってきたら、始業や欠席日数に厳しい学校で驚きました。それぞれのクラス毎に違う先生に習うというのも新鮮でした」また、ホームステイ先では他国からの留学生との交流もあり、日本人の自分との生活習慣や考え方の違いを感じることも多かったという。
今年の5月からはBC州の内陸部に移り、カレッジで英語を学び始めた。「こちらは少人数制で先生やクラスメートと、とても仲良くなれました。ただ、田舎で交通機関が発達していないために一人で外出しにくく、寂しく感じることもありました」と大都市との生活の違いも体験する。
カナダに来て早1年が過ぎた今、「家族や友人に会いたいので帰りたいような、もっと英語が勉強したいから帰りたくないような気持ち」であると現在の心境を語る。こちらに来てから趣味のひとつとなったデジタルカメラでの写真撮影。冬に帰国する前にはカナダ東部の旅行やバンクーバー滞在もして、たくさん写真を撮って帰りたいと語る美鈴さん。「帰国後は英語を活かした仕事、例えば営業職に興味があります」とカナダ留学後の転職の可能性も広がった。美鈴さんの帰国後の転機が楽しみである。
(取材 北風かんな)
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